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そこに山があれば登りたくなる、キュートな猫がいればモフりたくなる。そして、 “穴” があれば入れたくなるもの。まったくその衝動の正体は不明だが、人間とはそういうものらしい。

穴があったからつい入れてしまった男が悲劇に見舞われた。

・入れたら抜けなくなった

事件が起きたのは台湾だ。16才の少年が彼女と食事をしていたときのことだ。他のカップルと同様、彼の方が先に食べ終わってしまったのだろう。食事が終わり、手持無沙汰だった彼は、何を思ったのか人指し指を椅子の穴に入れたのだ。

そして、“スポッスポッ” と入れたり出したりしていたところ……抜けなくなってしまった。やってしまった。

・消防が出動する事態に

抜けない。どうやっても抜けない! 見かねたお店のオーナーが、「椅子は弁償しなくてもいいから、すぐに消防を呼びなさい!」とアドバイス。通報するに至ったそうだ。

その救助の様子は動画でご確認いただけるが、そこには、彼女によしよしされながら、消防隊員に助けてもらう姿が映し出されている。何とも情けない思いでいっぱいだったに違いない。

・いったい何のチカラが働いているのか

余談だが、私は小さいとき鼻の穴にブドウの皮を入れ、弟も同じく鼻の穴にビーズをつめている。穴があれば入れたくなる。いったい何が私たちを突き動かすのだろうか。見えざるチカラに違いないが、欲望に忠実になることが必ずしも幸せを呼ぶとは限らないことを覚えておく必要があるだろう。

参照元:YouTubeApple Daily(中国語)
執筆:沢井メグ