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男性にとって、女性との去り際は大切だ。彼女を家まで送っていったとき、もしくは2人の関係を終わりにするとき、女性が離れる直前の “あの一瞬” にこそ、男の美学が凝縮されていると言ってもいい。

気の利いた言葉を探す男もいれば、何も言わずに抱き締める男もいる。中には、女性にとって理解不能なパターンもあるかもしれないが、男性はあの瞬間が勝負。自分の知っている “カッコいい男像” のイメージをフル動員して、何とか自分の印象を女性の中に残そうとするものだ。いわば、心のマーキングである。

今回紹介する男性も、女性との去り際に強いインパクトを残した1人。恐らく、女性は男性のことを一生忘れないだろう。彼の独特すぎる美学、何よりその臭さを!

・体の関係を持とうとしたら

北欧の国。スウェーデン。「性の先進国」とも言われるこの国で、事件は起きた。海外メディアによれば、男性の名前も女性の名前も分からないそうだが、報じられている内容をざっくり言うとこうだ。

スウェーデン南部の街・ラフォルムで、1人の男性が女性の自宅を訪れた。目的は女性と体の関係を持つこと。……正念場である。男性にとっては、これ以上ないほど正念場である。

・「ノー」からの〜!

しかし……失敗! どうやら、男性は女性の部屋には入れてもらったようだが、体の関係は断られたらしい。「そっちはナ・シ・よ」だったのである。ちなみに女性によれば、「2人は “夜の営み” をするような関係ではない」とのこと。

この女性の反応に、男性はキレた。そして……プ〜〜〜〜〜〜〜〜。彼の肛門が火を噴いたのだ。その後、屁で不満の意を表面して気が済んだのか、男性は彼女の部屋から立ち去ったという。

……いまだかつて、彼以上に「最低」という言葉がしっくりくる男性がいただろうか。色々な意味で、風上に置けない男である。

・警察沙汰に

おまけに、その屁がメチャクチャ臭かったようで、女性は不快な気持ちになったそうだ。屁が臭いとか無臭とか以前の問題な気もするが、とにかく女性は男性の “おならリベンジ” に怒り、警察に届け出ることになった。

・男性はどうすべきか

この事件、女性にとっては災難以外の何ものでもないだろう。一方で、男性にだって言いたいことがあるかもしれない。「だって、部屋に入れてくれたじゃないか……」と。

しかし、私(筆者)が思うに、男性はもう何も語るべきではない。絶対に語るべきではない。男性が何を語ったところで、女性との関係はきっと戻らないだろうから。あの時の屁が、二度と肛門に戻ることはないように。

「覆水盆に返らず」ならぬ「おなら肛門に戻らず」という教訓を、男性がしっかりと胸に刻み付けて生きていくことを願うばかりだ。

参照元:Mirro News(英語)、Hallandsposten.(スウェーデン語)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.