recoba

春は出会いと別れの季節。スポーツ界でも世代交代は避けて通れない道であるため、出会いがあれば必ず別れがやってくる。そんな時代の流れの中、またひとり記憶に残る名選手がピッチに別れを告げた。

彼の名前はアルバロ・レコバ。サッカーファンであればもちろん知っているウルグアイのレジェンドだ。今回は彼の引退を惜しむべく、そのプレーを動画「Tribute To Alvaro Recoba – El Chino | Skills & Goals | 2015 | (HD)」と共に振り返りたい。

・レコバとは

1976年3月17日生まれの40歳。ポジションはFW、MFで繊細かつ強引なドリブル、正確無比な左足を武器とし、イタリアのインテルやトリノなどで活躍。その後はギリシャを経て、母国でプレーしていた。

・記憶に残るプレーの数々

そしてレコバといえば、何と言っても左足である。動画でも確認できるように、コーナーキックからの直接ゴールをはじめ、強烈なミドルシュート、得意としていたフリーキックはインパクト大。見る者を感動させ、チームを勝利に導いてきた。

特に絶好調時の彼はキレキレで、手がつけられない状態になることもしばしば。対戦相手は右サイドから内側に切り込んでくることがわかっていながらも、その左足を止めることができなかったものだ。

・ネットの声

「レコバ引退か 中高時代のアイドル」
「レコバも引退かぁ…。お疲れ様でした」
「ウイイレでお世話になりました。お疲れ様。」
「レコバ、引退するんだ!! 好きなのになぁ……」
「レコバも引退か…… 個性的な選手がどんどんピッチを去るなぁ」
「レコバ引退か…セリエ黄金期を支えたレジェンドがまたひとり消えてゆく」

などなど。ネットではお疲れ様という声に加え、個性的な選手が引退したことを悲しむ人が続出。日本でも人気の高い選手だっただけに、ゲームでお世話になったという人も多く見られた。

近年は選手寿命が延びているとはいえ、40歳までプレーしたレコバ。今はお疲れ様と伝えたい。今後の動向は不明だが、彼のような世界を驚かすファンタジスタを育成して欲しいものである。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし