2015年11月13日のパリ同時多発テロ事件に続き、2016年3月22日にベルギーの首都ブリュッセルで連続テロが起こり、再び多くの人々が尊い命を落とす惨劇が襲った。

不遇にも、その場に居合わせてしまった罪のない人達がテロの犠牲になってしまうとは、居たたまれない気持ちになるばかりだ。そして、被害者のなかには3年間で3度もテロ事件に遭遇し、巻き込まれてしまった悲運なアメリカ人青年がいたという。

・ブリュッセルのテロで負傷したアメリカ人青年

米ユタ州出身で19歳のメイソン・ウェルズさんはモルモン教の宣教師で、布教活動のためベルギーのブリュッセルに滞在していた。そしてテロが起きた当日、彼は爆発が起きた空港に居合わせ、頭に深い切り傷と、顔と体の右側半分に2~3度の火傷を負ってしまったという。

幸い、病院で治療中のメイソンさんは完治が見込まれているが、彼がテロに巻き込まれたのは今回だけではないのである。

・ボストンマラソン爆弾テロ事件にも遭遇

2013年4月15日、米マサチューセッツ州ボストンで開催されたボストンマラソンで、ゴール付近の広場で爆発が2度発生。死亡者3人と負傷者282人を出す、ボストンマラソン爆弾テロ事件が起きた。

この時も、マラソンに参加していた母親をゴール近辺で待っていたメイソンさんは、爆発を間近で感じたが、幸い怪我を負うことはなかったとのこと。

・少しでも世界を平和にしたい!

さらに、パリ同時多発テロ事件が起きた時、彼はパリで布教活動を行っており、テロの惨劇を目撃していたというのだ。2度あることは3度あると言うが、テロ事件に3度も遭遇してしまうとは、それだけこの世の中が危険で、何が起きてもおかしくないということかもしれない。

10代にして、テロ事件に3度も遭遇して巻き込まれてしまったメイソンさんだが、「少しでも世界を平和したい!」と、かねてから考えていた米軍入隊を希望しているそうだ。

こんな凄まじい事件を3度も経験したらトラウマになってもおかしくないが、軍への入隊を目指すとは、メイソンさんは勇気ある青年に違いない。一刻も早く、罪のない人々が犠牲になってしまうテロ事件や戦争が起きない、平和な世の中が訪れることを願うばかりだ。

参照元:TwitterWKOW.COMABC News(英語)
執筆:Nekolas

▼3年間で3度もテロ事件に遭遇したアメリカ人青年