IMG_6804

バウムクーヘンとは! ドイツ生まれのお菓子で、つづりは「Baumkuchen」。直訳すると「木のケーキ」だ。年輪みたいな形でお馴染みのアレである。

そんなバウムクーヘンの概念を覆す素敵スイーツが、日本で誕生していたのをご存知だろうか? それは「イチゴの形をしたバウムクーヘン」。年輪どころか “コロン” としたまるごとイチゴの形をしているのだ。実際に食べてみたら、味も限りなくイチゴ! 革命的なウマさだったのだ!!

・イチゴの形をした『苺ばうむプレミアム』

イチゴ型バウム『苺ばうむプレミアム』は、茨城県の「深作農園」直営のバウムクーヘン専門店「Farmkuchen Fukasaku(ファームクーヘン・フカサク)」で作られている。バウムクーヘンなのに、どこにも輪っかの形跡がない! 360度どこからどう見ても、丸っこい逆三角形。イチゴそのものなのだ。

・イチゴ型は世界初! ネットで注文してみた

何でもイチゴ型のバウムクーヘンは世界初なのだという。そんな世界初が、日本で誕生していたなんて見過ごすことはできない。ネットでお取り寄せ可だったので、さっそく『苺ばうむプレミアム』を注文してみた。

“でき次第発送” という『苺ばうむプレミアム』。2月末に注文したところ、約2週間で手元に届いたぞ。うわぁぁぁ、これは可愛いぃぃぃ!! 表面は、イチゴらしいピンク色のチョコでコーティングされている。ヘタは緑色のチョコレートだ。つぶつぶも再現されており、このまま飾ってしまいたいほど可愛らしい。

01

02

・中には11層の “年輪”

しかし、食べられてこそバウムクーヘンも天命を全うできるというもの! もったいないと思いつつも、パカっと切ってみた。おお、中はこうなっていたのか!!

06

断面には、しっかりと年輪が刻まれている。こんなに小さいのに11層もあるそう。この年輪を見てやっとバウムクーヘンらしさを感じた。そしてリングの中心には、イチゴの餡(あん)が隙間なくつまっており、フレッシュな甘酸っぱい香りを放っているぞ。

・イチゴ風味ではない! 限りなくイチゴの味がするケーキ

表面のチョコに、バウムクーヘンに、そして中心の餡に、全てにイチゴを感じることができる。甘い、甘酸っぺえ! そしてそれがウマイ!! 香料や少量の果汁で出したイチゴ風味では、この味には届かないだろう。限りなくイチゴの味がするケーキだ。

09

何でも、深作農園がこだわって作ったイチゴがたっぷり使われているそう。この新鮮さ、さすが果物のプロが作ったお菓子である。この味を知ってしまったら、もうイチゴ風味のお菓子は食べられなくなりそう。もう、なんて罪な存在なんだ!

ちなみにお値段は、手のひらサイズの大きさで1個税込2400円だ。お値段もちょっとプレミアムだが、世界初が日本で生まれていたなんて、存在自体がプレミアム! 発売から1カ月も経っていないが、すでに2~3週間待ちなので、興味がある人は早めのチェックがオススメだぞ。

参考リンク:深作農園 『苺ばうむプレミアム』 [1] [2]
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼『苺ばうむプレミアム』が届いたー!!


▼どこからどう見ても……
03
▼イチゴ!
02
▼つぶつぶもあるよ~
04
▼中はというと……
05
▼11層のバウムクーヘン&イチゴの餡! 全てに深作農園で作られたこだわりイチゴが使われている
06

07
▼いただきまーす!
08
▼中澤記者「おいひぃです」
09
▼本物のイチゴとの違いは、ヘタまで美味しくいただけること! ごちそうさまでした!!
10

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]