今日、3月14日は「ホワイトデー」。まあ、世のほとんどの男性には関係ないことだろう。たぶん、世のほとんどの男性がホワイトデーに縁がないと思うから、どんな日なのかをわかり易く説明しよう。バレンタインデーにチョコレートをもらった男性が、女性にお返しをする日である。
これを読んでいる9割の人が「あ、俺関係ねえ」と思ったはず。いや、確実にそうだ。断言できる、お前らチョコもらってないだろ! ところが、東京の伊勢丹新宿店の洋菓子コーナーに行ってみると!! バレンタインのお返しを求める男性の行列がココにも! アソコにも! ウソだろッ!!
・平均的男性には無縁
おそらく私(佐藤)は平均的な40代男性である。人生でチョコレートをもらった経験は数えるほどしかない。したがって、ホワイトデーはバレンタインデーと並んで、生活に影響のない催しのひとつである。
平均的40代男性の私が、生活に影響のない催しだと言っているのだから、並の男どもにとっても同様にまったく無縁であるに違いないのだ。
・百貨店の洋菓子コーナーに男性の行列!?
なのにどうして! 伊勢丹新宿店の洋菓子コーナーには、今日に限って男性の列ができているじゃないか。こんなの普段全然見ないぞ。ここのお店にも! あそこのお店にも!
今この瞬間、大まかに並んでいる人をざっと見積もると100人以上は確実にいるじゃないか!
並んでいる人たちよ、見栄を張っているのか? どうせバレンタインにチョコもらってないだろ? それなのに今日に限ってチョコを買う必要なんてないんだぞ。100歩譲って、「もらってないけどあげる」という人もいるかもしれない。
それも無意味だ。奥さんの機嫌とりならわかるけど、独身男性がもらってない女性にチョコあげるとか、やめておけよ。チョコあげたからといって、交際とか結婚とかに結びつかないから。
それにしても、これほどまでホワイトデーが一部の男性の間で浸透しているとは。これは義理返しなのかな? 局所的な盛り上がりに驚くばかりだ。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24