映画スターウォーズやターミネーターのようにロボットが人と共存する日もそう遠くない……そう思えるようなタフなロボットが動画で公開され話題となっている。
インターネット大手Google傘下のロボット研究機関が開発したという話題のロボットの名前は、「アトラス(Atlas)」だ。今回は人間のような動きをするそのロボットを動画と共にご紹介したい。
・悪路の上でも転ばずに歩く
まずアトラスの特徴として「悪路の上でも転ばずに歩ける」という点が挙げられる。動画を再生すると、雪の上を歩いているシーンからスタート。途中で片足が埋まったり、滑ったりするアトラス。しかし心配ご無用。「おっとっと!」といった調子でバランスを立て直すのだ。
・しゃがんで物を持ち上げる
もうひとつの特徴は、人間の動きと同じように「しゃがんで物を持ち上げて棚に移すことが出来る」点だ。動画でその動きを見ると、まるで「よっこいしょ!」と言いながら物を動かしているようで、なんともシュールなムーヴである。
・どんなにイジメられても “めげない”
そして最大の特徴は、どんなにイジメられても “めげない” ところである。動画の1分28秒以降に注目いただきたいのだが、アトラスの前にアイスホッケーのスティックを持った男が突如現れ、まるで喧嘩を売っているかのように、アトラスが持ち上げた荷物をスティックで叩き落とし、さらに胸を「ダン!」と突く。
・倒れるアトラス
しかし、アトラスは何事もなかったかのように、また落とした荷物の方へ向かっていく。さらにその後、男が極太の棒でロボットを背中から押すと……アトラスが「ガッターン!」と倒れてしまうのだ!!
・背中が少し寂しげ
しかし、意地悪を繰り返されても無言のまま腕の力で起き上がり、最後にはドアを開けて静かに外へ出て行くアトラス。なんだか背中が少し寂しげに見えるが……きっと気のせいだろう。
しかし、人間のような動きをするロボットを見ていると、まるで感情があるように感じてしまうから不思議だ。近い将来、人間の代わりにロボットが活躍する時代が来る……動画を見ていると、そんな予感を感じずにはいられない。
▼こちらが動画だ。