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太陽が沈む際、光と大気の関係で空が朱に染まったように見える現象・夕焼け。普段何気なく使っている言葉だが、真っ赤な空を見て「空が焼けている」と連想するとは昔の人の想像力は凄い。

ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回訪れたのは、燃えるような紅しょうが天がある立ち食い店『蕎麦一心たすけ』だ。紅しょうがの辛みがきいたここの天ぷらそばは、一度食べると病みつきになるぞ

・駅近

東京メトロ三田駅のA3出口を出て、食べ物屋のひしめく細めの通りを行くと、青字で店名が書かれた立派な木の看板が見える。扉を開けて中に入ると、店内は奥行きのある清潔な空間だった。どことなく居心地の良さを感じる。
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・常連に嬉しい天ぷらそば

券売機で天ぷらそばの食券を購入。天ぷらそばは420円でトッピングの天ぷらは自由に選べるシステム。同じ値段でトッピングを変えられるのは、通うことを想定するとかなりありがたいサービスである。
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カウンターで紅しょうが天トッピングを伝える。なお、ご飯ものも一緒に頼んだ場合、セット価格で50円値引きされる。せっかくなので、納豆とろろご飯も注文した。そして待つこと数分……

・燃えるような紅しょうが天

紅しょうが天そばがカウンターに置かれた。真っ赤な紅しょうが天がつゆに沈む様子は、海に沈んでいく夕日を彷彿とさせる。これはそば界の夕焼けや! カリカリに揚がった衣から紅しょうがが枝を伸ばす姿は燃えているようで美しい。
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・すべてのレベルが高い

一口食べてみると、カリッとした食感と共に口の中に広がる辛みと酸味。そして、かきあげの油を紅しょうがが中和して爽やかな後味を残す。その後味にうながされてそばをすすると、コシがあるそばが見事に味を引き継いだ。
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しばらくそばの風味を味わうと、また紅しょうがの味が恋しくなる。いかん……このコンボは止まらない。コクがあり少し甘めのつゆは、その2つの武器をサポートするように寄り添う。ウマい!
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納豆とろろご飯も体に優しい味でウマかった。ねぎとろ丼、かき揚げ丼、天丼、そぼろ丼、カレーライスなど、ご飯ものの品揃えが豊富なのも魅力である。なお『蕎麦一心たすけ』は、ここ田町店以外にも八重洲店が展開されている。もし近所にあるならば、迷わず行ってみることをオススメするぞ!

・今回紹介した店舗の情報

店名 蕎麦一心たすけ 田町店
住所 東京都港区芝5-27-13
営業時間 月~金7:00~21:45 / 土7:30~15:00
定休日 日・祝

Report:立ちそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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