1999年に公開され、世界中の人々を興奮させた SF映画『マトリックス』。様々な分野に影響を与えたこの超名作の監督を務めたのが、ラナ & アンディ・ウォシャウスキーさんだ。

元々は兄弟だった2人だが、2012年にラナさん(元ラリーさん)が性適合手術を受けて女性となったことで、日本でも「ウォシャウスキー姉弟」と呼ばれてきた。そしてこの度、弟のアンディさんも性転換を行い、「ウォシャウスキー姉妹」になったという。

・メディアにスクープされそうになり、自分で公表

2016年3月8日、米シカゴの LGBTQ メディア『Windy City Times』に登場したアンディ・ウォシャウスキーさん。自身が性適合手術を受け、名前もリリーに変えたことを発表したのだ。

「トランスジェンダーを隠し通すことはとても難しい。時間をかけて、自分の心の準備が出来たと感じたときに世間には公表したかった」と気持ちを打ち明けながらも、海外メディア『Daily Mail』に暴露されそうになったことで今回の公表に踏み切ったと話している。

・リリーさん「これからも自分のふさわしい姿に近づいていく」

また、多くの場面で使われている “トランスジェンダー” や “トランス / トランジションド(性別移行)” という言葉には、「時間と空間が欠如している」と感じているとも語ったリリーさん。

“男” と “女” と簡単に割り切れるものではなく、その間には無限の空間が存在していると説明し、「今までもこれからも、人生を通して自分のふさわしい姿に近づいていく」と思いを述べているのだった。

・ネットの声「おめでとう!」「素晴らしい」

すでに、妻や家族、友人、仕事仲間には自分の立場を打ち明けているそうで、リリーさんは彼らの助けがなければ、ここまでたどり着けなかったと感謝の気持ちを述べている。

このリリーさんの公表に対して、ネット上では「おめでとう」「素晴らしい」「姉妹と呼べて嬉しい」などと、多くの温かいコメントが寄せられているようだ。

参照元:Windy City TimesThe Guardian(英語)、Twitter #Wachowski sistersWachowskiFacebook
執筆:小千谷サチ