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メガネっ子にとってメガネは生命線である。これなくして生活はできない。スマホも大事だけど、スマホよりもはるかに大事だ。

先日私(佐藤)は、サウナに長時間入って汗から塩を生成することに挑んだ。その時うかつにも、メガネをつけてサウナに入ってしまい、レンズのコーティングが溶けてしまったのだ。すぐにメガネ屋に行きレンズ交換したのだが、40分間メガネなしで街に出ることになってしまった。メガネなしで街に立つ恐怖……。おわかり頂けるだろうか?

・視力0.1以下のヤツが裸眼で街に出るとありがちなこと

1.何も見えない
2.いや、割と見えている
3.しかし何も判別できない
4.自分の半径1.5メートル以上は全部ぼやけている
5.世の中と自分との間に、分厚い膜ができたように感じる
6.とりあえず喫茶店にでも行こうかと思うけど、看板が見えない
7.巨大な看板は見える
8.喫茶店に入ってもメニューが読めない
9.かなり顔に近づけてようやくメニューが読める
10.会計の時に小銭が見えない
11.ビックカメラやヨドバシのようなデカい電器屋に入っても、フロアガイドが読めない
12.目当ての商品の売り場がわからない
13.商品が多すぎて、目当ての商品の棚までたどり着ける気がしない
14.郊外型のイオンなどに行ったら、建物から出られないんじゃないかという気さえする
15.書店は地獄
16.本のバックカバーの色の違いくらいしかわからない
17.立ち読みする気が起きない
18.絵本くらいなら読めるんじゃないかと思う
19.CD屋に入ったかと思ったら、DVD屋だった
20.メガネがないのに、メガネを直すしぐさをしてしまう
21.スマホのカメラを通して周りを見ると、良く見える!
22.スマホがメガネ代わりになるかも! と一瞬思うけど、怪しいからやめる
23.スマホの利便性に気づいた時に、この先にさらなる地獄が待っていることに気づく
24.スマホの充電がなくなったら……
25.明るいうちは、勘を頼りにそこそこ動き回れる
26.日が落ちたらまずい……
27.電柱にぶつかって、「すみません」と言いかねない事態になる
28.モノを間違えるのはまだマシ
29.ヤバいのは、顔見知りに「久しぶり」とか声をかけられても、誰だか全然わからない
30.冗談ではなくメガネなしでは生きていけない

結論、メガネ最高! メガネがあるからこそ、メガネっ子は生きていけるのである。メガネは生活を助ける利器であって、ただのファッションアイテムではないと、私は考えている。したがって私は、伊達メガネがあんまり好きじゃない。こっちは命かかってんだよ(涙)。なくても見えるなら、なくていいだろ!

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼裸眼0.1以下の目には、街はこんな風に見えている
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▼この先にある「西武」という名前の喫茶店に行きたいのだが……
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▼メニューが読めない。写真は何となくわかる
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▼このくらいでやっと読める
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▼会計時、小銭入れの小銭が何となくしかわからない
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▼デカい看板はわかるぞ! ビックロって書いてある!!
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▼フロアガイドの字がちっさいよ!
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▼商品数多すぎて、探す気が起きない……
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▼書店は地獄だ……
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▼CD屋に入ったはずが、DVD屋だった
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▼メガネないのに、メガネを直すしぐさをしてしまう
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▼スマホだけが頼り。充電切れたらどうしよう……
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▼これが1番困る! 「久しぶり」とか言われても、顔見えん
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