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カンニングはいけません。テストや試験は真の実力を測るもの。偽の結果を得ても、何の意味もありません……と言われても、そう簡単に「カンニング止めます」となるわきゃない。

やはり不正行為をしてしまう人は存在しており、インドでは何百人も逮捕者が出るような、大規模なカンニングが行われることもあるのだとか……。そんな押せ押せのカンニングに対抗し、この度インド軍はある “革新的” な不正防止方法を採用。「絶対にズルさせない」という強い決意を見せつけたそうだ。一体どんな方法なのだろう?

・青空の下、約1150人の男性がパンイチに!

2016年2月に、インドのビハール州で行われたインド軍の入隊試験。「絶対にカンニングさせない!」との軍の強い意志のもと、なんと約1150名の受験者全員がパンツ一丁姿で試験を受けさせられたというのだ! 

試験風景を見てみると……青空の下、ほぼ真っ裸で大地にあぐらをかき、試験に取り組む男性たちの姿が。説明されなかったら、何が行われているのか全っっっく分からないが、こんな状況でカンニングするのは難しそうである。

・一斉カンニングで300人が逮捕!?

州文部大臣から「政府だけで、カンニングを止めることは不可能」との発言が飛び出したこともあるインド。堂々と “カンペ” を回しあったり、超小型イヤフォンを耳に入れたり、家族が協力したりと様々な方法で広く不正が行われているようだ。

2015年3月には5階建ての試験会場の壁に多くの人がよじ登り、試験中の生徒たちに回答を書いた紙を投げ込んだり、窓越しに見せたりしたとして警官が出動する事態に。300人以上が逮捕され、700人以上の生徒が退学処分になったと報じられている。

・受験生「変だと思ったが従った」「恥ずかしかった」

インド軍はそんな凄まじいカンニングを防ぐためにパンイチ試験を実施したとしており、また「身体検査に要する時間を節約するため」とも説明しているという。

一方の受験生たちは、やや複雑な心境だったよう。男性たちは「試験会場に入った途端に、服を脱ぎ、下着姿になるように言われました。変だと思いましたが、従わざるをえませんでした」「初めは恥ずかしかったです」と当時の様子を振り返っている。

不正を行わない人にとってはパンイチ試験だなんて迷惑千万な話だが、カンニングの嵐がこうも吹き荒れるのなら、突飛な対策の一つや二つ立てたくもなりそうだ……。

参照元:The Indian ExpressIndependentUCAN India(英語)、YouTube
執筆:小千谷サチ

▼パンイチ試験を報じたニュース

▼インドのカンニング事情について。ここでは超小型イヤフォンが登場

▼2015年の大規模なカンニング