gyoshoku1

私(佐藤)は42歳、中年丸出しのオッサンである。30歳になったばかりの頃は、自分で「オッサン」というのも恥ずかしかったものだが、今では立派なオッサン。オッサンを始めて12年を経てやっとオッサンらしくなって来たなと、安堵している次第だ。

さて、そんなオッサンがときめく言葉のひとつに、「メガ」がある。メガ盛りと聞いてソワソワするオッサンは、私だけではないはず。東京・田町にある「東京牛肉食堂」は、お店の名前を聞いただけでソワソワ。お店の看板メニュー、メガ炭火焼肉丼(1790円)と聞いてさらにソワソワ。食いに行かずにはいられなかった。

・店名がウマそう

お店はJR田町駅から徒歩約5分のところ。慶応仲通り商店街を過ぎて、桜田通りへと抜ける途中にある。東京牛肉食堂、その言葉の響きが実にウマそうだ。珍しくない言葉の組み合わせで、こんなにウマそうな響きのする店名もなかなかない。

gyoshoku2

・肉3倍だと!?

昼は丼と定食、夜は串焼きを提供している。炭火焼きが売りで、店の周辺には美味しそうな肉を焼く匂いがプンプンと漂っている。ランチの目玉はなんといってもメガ炭火焼肉丼だろう。肉は通常の3倍というから相当期待できる!

gyoshoku3

・1キロオーバー

メニューには、「全総量1キロオーバー」とある。そのうち半分はご飯の500グラム。う~ん……、これまでいろいろ食べてきたけど、私のキャパシティーは1キロだ。コレを超えると危険領域に入る。1キロオーバーがどれほどオーバーしているのかわからなかったので、安全策として、ご飯少な目でお願いした。とは言っても、100グラム減らしてもらっただけだが……。

gyoshoku4

・思ったよりも~……

おお、コレがメガ炭火焼丼! 思ったよりも小さいかな~。これなら、ご飯を減らしてもらわなくても良かったかも。とはいえ、丼を覆い尽くす牛焼肉は、かなりボリュームがありそうだ。肉が山盛りかと思ったら、てっぺんはモヤシだった。だが、このモヤシがアクセントになって、最後まで美味しく食べることができた。

gyoshoku8

・調味料を充実させて欲しい

肉は、炭で焼いた香ばしいかおりをまとっており、柔らかくてとてもウマい。ウマいんだけど、これといった特徴を感じることができなかった。肉はこのままで良いと思うので、できれば卓上の調味料を充実させて欲しいところ。

たとえば、マヨネーズやタルタルソースが常備されていても良いと思った。残念ながら一味しかなく、卓上はかなり殺風景。またカレーを提供しているので、口周りが汚れることが想定されるから、ティッシュか紙ナプキンを置いて欲しい。

良いお店だと思うが、ランチはもう少し工夫があっても良いかも。店名のインパクトの方が勝っている感じが否めない。

・今回訪問した店舗の情報

店名 東京牛肉食堂
住所 東京都港区芝5-15-2
営業時間 月~木11:30~0:00、金曜11:30~5:00、土曜17:30~5:00
定休日 日・祝

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

gyoshoku1

gyoshoku6

gyoshoku7