いつ何が起きても不思議ではないのがサッカーの試合である。可能性がある限り、どんなことでも起こりうる。奇跡の大逆転劇があれば、守護神のゴールキーパーがシュートをねじ込むことだってあるものだ。
ということで今回ご紹介したいのは、海外で本当にあったまるで漫画のようなスーパープレイ。2016年2月20日に行われたイングランドのカンファレンス・サウス(6部相当)では、ゴールキーパーが超ロングシュートをぶち込んでみせた。
・イングランドで起きた珍プレー
動画「Goal Keeper scores from drop kick in injury time.」に収録されているのは、ヘメル・ヘンプステッド・タウンFC vs サットン・ユナイテッドの試合の一部。1−2で迎えた後半アディショナルタイムに、ゴールキーパーの超ロングシュートは炸裂した。
・82メートルの超ロングシュート
キッカーはヘメル・ヘンプステッド・タウンFCのGKジェエミー・バトラー選手。1点ビハインドで時間がないため、パントキックで一気に前線へとボールを送った。すると……
高く舞い上がったボールはグングン伸びて相手のペナルティエリア内へ。そして勢いよく跳ねると、そのまま相手ゴールにスッポリ! 驚くことに82メートルの超ロングシュートが決まってしまった。
・まるで漫画
あまりに絶妙なバウンドだったので、相手ゴールキーパーは対応できなかったのだろうか。もしかしたら強い風など何か自然の力が働いたのかもしれないが、いずれにせよサットン・ユナイテッドにとっては、絶対に避けなければいけない失点だったのは間違いない。
なお、試合はGKジェエミー・バトラー選手の劇的ゴールで2−2の同点となり、そのまま終了している。まるで漫画のようなシュートだが、アディショナルタイムというのも劇的。珍プレー中の珍プレーと言えよう。
▼超劇的な同点ゴールとなった