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551がある時ーーーー!!!! これは、大阪中心に展開する中華料理の販売店・551蓬莱のCMのフレーズである。関西人ならば、このCMを知らない人はいない。そう断言できるほど関西での551人気は凄まじい。オカンはしょっちゅう買ってくるし、まずこのフレーズを聞かずに1日を終えることがないのだ。

551の人気を支えているのが、もっちりした皮に目いっぱい肉の詰まった180円の豚まんである。豚まんと言えば551以外ありえないレベル。なんと、そんな大阪の至宝である551の豚まんが、現在東京で買えるのを知っていただろうか? 551があるTOKIO!!!

・物産展「京都大阪味巡り」

場所は、吉祥寺の東急百貨店8階展示場。そこで2016年2月18日から開催されている物産展「京都大阪味巡り」に、我らが551蓬莱も出店しているのだ! さっそく、現地に行ってみると……
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店にはすでに50人ほどの行列ができていた。それなりの時間を覚悟して並んだが、豚まんを手で包む際の手際の良さなどに見惚れているうちに行列が消化された。まさに職人芸という感じである。
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・キツメの匂いが懐かしい

編集部のみんなにも551を知ってもらうため、10個入り1700円を購入。購入した豚まんを編集部に持ち帰って包みを開けると、香り立つ芳醇な豚の香り。コレコレコレ! 大阪出身の私(中澤)にとっては、このキツめの匂いが超懐かしい……。
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・溢れだす551への想い

1口食べるともっちりした皮の食感。その中から、ジューシーな肉と共に溢れだす551の豚まんへの想い。大阪に住んでいた時は、土曜日の昼下がりから平日夜まで繰り返されるCMに飽き飽きしていた。天王寺に行けば必ず551を買ってくるオカンに「もう551とかエエねんて!」と吐き捨てたこともあった。
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だがしかし。東京では誰も551のことを知らない。大阪ではあんなに幅を利かせていたのに……。いつしか私は街に551の面影を探すようになっていた。向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにいるはずもないのに。失って初めて気づけたんだ。馬鹿だったな……。あの日言えなかった言葉を言うよ……ウメェェェエエエ!!!!
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なお、「京都大阪味巡り」は24日まで開催されているぞ。冒頭のフレーズを聞いた時、豚まん片手に一家だんらんしているタレントのなるみさんがフラッシュバックする人は、今すぐ吉祥寺にダッシュだ!

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼皮がもっちりしててウマい!
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▼ウマいね
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▼肉ウメェ
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▼2個目いただきます
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▼やっぱこれやでな
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▼551以外の店もウマそうだ!
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