ウォーカー(ゾンビ)がはびこる世紀末を思わせる世界を舞台に、生き残った人々の壮絶なサバイバルが描かれる海外ドラマ『ウォーキング・デッド』。日本でも、多くのコアなファンを持つ大人気ドラマだが、息をもつかせないハラハラ・ドキドキな展開が多いため、鑑賞中に驚きの声が出てしまうことも多々ある。

そんななか、ある家からものすごい悲鳴が聞こえたと警察に通報が! 警察が出動して家を包囲したものの、家族で『ウォーキング・デッド』にビビっていただけだったと判明したというのだ!! 「なんだか世も末……」と思ってしまいそうな、珍事についてお伝えしたい。

・隣家から悲鳴が聞こえて警察が出動する事態が発生!

米モンタナ州グレイト・フォールズで、夜7時半頃、ある隣家から「銃を持っている!」との叫び声が聞こえたと、警察に通報が入ったという。

さらに、他の通報者からも連絡があったため、警察が出動する事態となった。そして、問題の家に到着した警官隊が周囲を包囲し、家の中に入ると意外な光景が目に飛び込んで来たのだ。

・家族が『ウォーキング・デッド』にビビっていただけだった!!

なんと、窓を開けた居間で大人2人と子供数人が大声で話しつつ、『ウォーキング・デッド』を鑑賞しながら一家団欒中だったのである!

どうやら、脇役がメインキャラクターを銃で狙うシーンで、誰かが「銃を持っている!」と叫んだのがコトの発端だった模様。ちなみに筆者も、このシーンの直後に起こったことに「うわああー!!」と声を上げそうになったので、その気持ちは分からなくもない。

・たかがドラマに警官隊が出動

結果的に、一家が『ウォーキング・デッド』にビビっていただけだったと分かったので、警官隊は速やかに引き上げて行ったとのこと。後に巡査部長が、「たかがドラマに警官隊が出動してしまいました」とコメントし、調査の対象ともならず立件にも至らなかったそうだ。

一家はゾンビよりも、いきなり居間に現れた警官隊のほうにビビってしまったに違いない。それにしても巡査部長の言う通り、たかがドラマに警官隊が出動してしまうとは、当局も苦笑いせざるを得なかったのではないだろうか。

参照元:TwitterMashableGreat Falls Tribune(英語)
執筆:Nekolas

▼ 家族が『ウォーキング・デッド』にビビりまくり!

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