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「ほとんど仕事をせずに給料を貰えたら、どんなにいいだろう……」なんて思いが、たまに心をよぎる人がいるかもしれない。仕事をしてお金を稼ぐことは本当に大変だが、頑張れば、それだけ達成感ややりがいも感じられるものである。

ところが、あるスペイン人の男性は、仕事が嫌で6年間ほとんど出勤していなかったにもかかわらず、誰にも気づかれなかったというのである! 「そんなことがあり得るのか!?」と首をかしげてしまうような、珍事の全貌をお伝えしたいと思う。

・6年間出勤していなかったのに誰にも気づかれなかった職員

6年間ほとんど出勤していなかったのに、誰にも気づかれなかったというラッキー(!?)な職員は、スペイン南部カディスの水道局に勤務していた69歳のホアキン・ガルシアさんだ。

1990年に彼は、同社に年俸3万7000ユーロ(約470万円)で雇用され、地方自治体が管理するオフィスを与えられていたという。そして雇用主が、勤続20年以上になるホアキンさんを表彰しようとしたところ、彼がほとんど出勤していなかったことが発覚したのである!

・「田舎に追いやられて、仕事もなかったからサボり続けた」と言い訳

雇用主は、ガルシアさんが地方自治体の管理下にいるものと思っていたのだが、自治体側は、水道局が彼を監督しているものと思い込んでいたのだとか。

双方の思い違いで、誰の指揮下にもいなかったホアキンさんは、言わば野放し状態に。「ド田舎に転属させられたのはイジメ同然」だと主張する彼は、仕事が嫌で職場でほとんどすることがなかったこともあり、たまに報告書を提出するぐらいで出勤しなくなったと説明している。

・雇用主が罰金を要求!

そして、当局に ‟なぜ、その状況を伝えなかったのか?” と問いただされると、「家族を養わなければならず、他の仕事を見つけるのが困難だと思ったから」と言い訳しているとのこと。

水道局は欠勤分の賠償を求めて、1年分のサラリーを罰金として支払うよう、ホアキンさんに要求しているそうだ。

やはり、楽をしてお金を稼ごうなんて無理な話なのだ。従業員の管理がずさんな会社にも問題はあるが、6年間ほとんど仕事をせずに給料を貰っていたのだから、罰金を要求されても仕方ないのではないだろうか。

参照元:MashableThe Independent(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.