地球は「昆虫の惑星」と呼べる程、数多くの虫が存在している。未知の種を含めれば、その数は500万種にも1000万種にもなると言われているのだとか。そんな数多の昆虫の中でも、私たちが1番親しみやすく感じるのが、「アリ」かもしれない。地面を見下ろせばすぐに見つかるし、小さい頃には『おつかいありさん』なんて童謡も歌ったものだ。

しかし今回お伝えするアリの話は、まったく親しみやすくない。なぜなら1人の少女の耳の中から次々とアリが出てくる、というお話しだからだ。なんでも彼女の耳からは、1日10〜15匹のアリが出てくるのだそうだ……。

・2015年8月、少女の耳からアリが発見された

舞台はインドのグジャラート州。2015年8月、耳に違和感を感じた12才のシュレヤ・ダルジさんが、父親と一緒に地元の病院を訪れたところ、耳の中からアリが発見されたという。

その場で10匹ほどのアリが取り除かれたが、2週間後、彼女の耳からまたアリが……。取り除いても取り除いても、アリがダルジさんの耳に戻ってきてしまうというのだ!

・手を尽くしても耳に戻ってくるアリ

2016年に入った今でも、ダルジさんの耳からはアリが出て来るそうだ。アリに噛み付かれる以外は、彼女が痛みを感じることはないというが、もちろん原因が分からない恐怖を家族は抱えている。

民間療法、ウィッチドクターなど、色々と手を尽くしたが、全く効き目はなし。彼女の耳からは、変わらずアリが這い出続ける……。両親は「このことで娘はいじめられるし、勉強にも影響が出るはず。彼女の将来が心配です」と悲嘆にくれているようだ。

・現代の医療でも解明出来ない?

また現代の医療技術でも、この謎はまだ解明出来ていないという。病院で MRI や CTスキャンなどの検査を行っても、彼女の体に異常は見られない上に、耳の中ではアリの卵も女王アリも確認出来ないのだ。なぜこんな事態が起こるのか、医者も首を傾げるばかり……。

しかしまだ諦められた訳ではなく、今後も同じ状況が続くなら、ダルジさんの生活をビデオで追跡して、原因を探ることが考えられているようだ。

このニュースに対して、ネット上では「耳栓を使って、出入り口をふさいで様子を見ればいいと思う」「彼女のベッドをチェックすべきでは」などの案が挙っているが、あなたは何か良い案が思い浮かぶだろうか?

参照元:OneindiaTimes of IndiaMail Online(英語)昆虫科学館
執筆:小千谷サチ

▼シュレヤ・ダルジさん