koibana

女性同士の飲み会といったら、メインテーマは「恋バナ」です。では、男性同士の飲み会は何をメインに語るのでしょうか? 筆者は、男子会女子(男子会に1人でしれっと混ざる女子)ではないので、男子会の様子がイマイチわからないのですが……。

・ご相談内容(タケコプターさん 38歳)

「会社経営している38歳の男です。最近、合コンで知り合った女性とイイ感じでLINEやデートをしています。あと何回かデートを重ねればうまくいくと確信しているので、悩みはありません。むしろ、幸せなくらいです。

が、しかし。この幸せな気持ちを話せる友達がいません。男友達と飲むときは、仕事の話ばかり。俺の友達はサラリーマンが多く、彼らと飲むと独立や起業の質問がメインになります。女性の皆さんのように、気軽に恋バナがしたいです」

・まずは「好きな女性芸能人」にかこつけよう!

常日頃、「会社経営とは!」とか「一部上場とは!」とか「株式投資とは!」などの話題ばかりの男友達に、いきなり恋バナを振るのは照れくさいでしょう。そこでご提案! まずは、「好きな女性芸能人」の話題で、軽くジャブを打ちましょう。「俺の会社でCMを流すとしたら、イメージキャラクターは誰がいいと思う?」と、ビジネスの話題に絡めるのです。

・「芸能人の○○に似ているコ」として話題に登場させる

女性芸能人ネタでひとしきり盛り上がったら、「○○という女性芸能人に似ている」というていにして、合コンで知り合った女性の話題をしれっと出すのです。「そういえば最近知り合ったコが、タレントの○○に似ているんだよね」と。

いきなり、「合コンで知り合って、最近デートしているコ」と言うのはハードルが高いでしょうから、そのへんはぼやかしましょう。お仲間が、「どういう関係の知り合い?」と聞いてから、「実は……」と、恋バナに持ち込めば良いのです。

・言いにくい旨、前置きするのもアリ

私事で恐縮ですが、筆者の場合、女性同士の飲み会で、性的な相談を受けることが非常に多いです。そういったシーンにおいて、友人たちは、「言いにくいんだけど……」と前置きしてから話し始めます。タケコプターさんも、「言いにくいんだけど……」と前置きしたうえで、「俺、恋バナがしたいんだよね」とカミングアウトしてはいかがでしょう。

サラリーマンのご友人各位にとって、経営者としてバリバリ仕事していらっしゃるタケコプターさんの意外な一面は、好影響を与えると思いますよ。「経営者も恋するんだ!」、「経営者も普通の男なのか!」、「普通の俺でも独立起業できるかも!?」と、良い刺激になるはずです。

「恋バナしたい!」というタケコプターさんの男心は、多くの女性にとって嬉しいはず! 男性にとって恋愛は二の次という漠然としたイメージがありましたから。この場をお借りして、すべての男性にお願いしたいです。どんどん恋バナしてください、と。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter
イラスト:Rocketnews24.

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