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世界遺産登録されている寺や神社で落書き跡が見つかり、たびたびニュースになっている。落書きしちゃダメだよ、ダメだけど。万が一どうしても「俺の書きたい欲求は誰にも止められないぜっ!」となった時に、行ってほしい場所がある。京都は八幡市の単伝庵(たんでんあん)だ。

なんと、こちらのお寺では、お堂の壁に落書きができるのだとか! お寺で落書きするなんて、なんだかイケナイことしてる気分……だがやってみたい!! そこで実際に記者が行って、書いてみることにした。

・大黒様に思いを届けるための落書き

それにしても、マジで落書きOKなのだろうか……!? 半信半疑でお寺を訪ねてみると、堂々と門前に “らくがき寺” と書かれた石碑が建っていた。どうやら、落書きができる寺というのは本当らしい。何がきっかけで、そうした習慣ができたのだろう。

お寺の方によると、参拝者に落書きをしてもらうようになったのは、ほんの数十年前からとのこと。先代の住職が “大黒堂” の建て替えを行った際、たくさんの人が協力してくれたので、その人たちの願いが大黒様に届くように──と壁に書いてもらったのがはじまりだそうだ。

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・一番大事なお願い事を書くべし

それではいざ、大黒堂に入ってみよう。堂内の白い壁には、想像以上の落書きが! ただし、落書きとは言え「壁には一番大事な願い事を書くべし」という決まりがある。何でも好きに書いて良し、という訳ではないようだ。用意されている黒マジックを使用することと、壁以外には書かないのがルールだ。

壁には「無病息災」や「高校合格!」「今年こそ私の王子様に会えますように」など、さまざまな願い事が。記者は「もっと面白い文章が書けるようになりますように」という、自分でどうにかしろよという願いを書き残してきた。他力本願万歳!

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壁には所狭しと文字が書かれていて、手の届く範囲で空いたスペースを見つけるのは難しかった。あっという間に書く場所がなくなるのでは……と心配になったが、どうやら毎年塗りかえるらしい。もし、あなたが是が非でも落書きをしたくなったら駆け込んでみるといいかもしれないよ。

・今回ご紹介した寺院の詳細データ

寺院名 単伝庵(寺)
住所 京都府八幡市八幡吉野33
時間 土曜日、日曜日と正月三が日の9:00〜15:00時(元旦は深夜0時から)

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼落書きOKな単伝庵の大黒堂
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▼落書きするときのルール
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▼堂内は落書きだらけ!
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▼記者もお願い事をしてきた
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▼落書きをさせてもらったら、祈願料(300円)を賽銭箱に入れよう
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