lukasumaho

ジャンボソパ! ジャンボ〜はスワヒリ語、ソパ〜はマー語、両方「こんちは」の意味だ。ということで、ごぶソパ(さた)したな、ルカだ。マサイ族の戦士・ルカだ。ちなみにマサイ(MAASAI)ってのは「マー語を話す人」って意味なんだぞ。これ豆な。

ところでだ。あいかわらずゴー(羽鳥)からもらったスマホが便利すぎてパケ死のピンチは続いているのだが、それよりなにより問題なのが、電池、すなわちバッテリーだ。今回は、オレがどんだけ苦労して充電しているのかを みんなに教えたいと思う。

・家から一番近い充電スポットは10キロ先

まずな、基本的にオレがスマホを充電するためには、家から10キロ先の充電スポットまで行かなきゃならない。ライオンが出るかもしれないデンジャーロードを、10キロも歩いて行くんだ。スマホを充電するために徒歩10km。それだけのために、だ。

50km

ちなみに、スマホを手に入れるまでは、50キロ先の町にあるネットカフェに行っていた。さすがに50キロ徒歩はキツいので、バイクタクシーに連れて行ってもらうんだが、往復の運賃は3000ケニア・シリング(約3452円)だ。高いんだよ、遠いから。

maasai in town

だが今じゃぁ、たまにしか行かない。ロケットニュース24からの原稿料を受け取るために銀行に行ったり、あとはスマホのパケットを補充しに行ったりな。リチャージ式なんだ。通称「air time」っていうんだけど、ようはパケを買うんだ。クスリじゃないぞ。

でまあ、そんなシャブいギャグはさておき、その町でもスマホの充電はできる。ネットカフェとかでな。でも遠い。金もかかるから、しょっちゅう行ってらんない。だから俺は、10キロ先の充電スポットを利用する……ってさっき書いたけど、実はこれ、人な。

take photo permit

どんな人物なのかというと、太陽の力を使って電気を作ってしまう男なんだ。通称「ソーラーマン」といってな、俺のスマホだったら、なんとたったの30ケニア・シリング(約34円)でフル満にしてくれるのさ。すごいだろ。太陽男、ソーラーマンだ。

んで、この話をゴー(羽鳥)にしたら、とんでもなく興奮したのか、マッハで「こんな男か?」と想像図を送ってきたりしたけど、全然ちがうから。「写真撮って送って!」とも言ってきたけど、ソーラーマン、写真NGなんだよ。気難しくてな……。

sorarmanillust

でもな、オレ、交渉した。みんなのために交渉した。日本のみんながソーラーマン見たいつってるって。つうかこのネタ、写真重要。そしたらソーラーマンが、「ロケットだけよ……」みたいな感じで、特別に許可してくれた! 写真許可おりた!!  wow!!

念のため言うけど、ロケットだけだからマジで。太陽の男・ソーラーマンが見られるのはロケットニュース24だけだから。マジのマジで本邦初公開どころか、世界初公開だからソーラーマン。どんな姿なのかは……次ページ(その2)にゴー(羽鳥)!

Report:ルカ(マサイ族)
意訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.