今や数多くの企業が公式ツイッターを活用し、プロモーション活動の一環として役立てているが、日本有数のテクニックでツイッターを使いこなしているのが、大手家電メーカーのシャープ(SHARP)だ。

そんなシャープは、2016年2月4日……つまり今日! 以前から続いていた経営不振のため、台湾企業「ホンハイ」の傘下として再建を目指すことが発覚したのだ。さぞかし公式ツイッターも落ち込んでいるかと思いきや……、さっそく「なんて日だ!」と呟いているから流石としかいいようがない。

・企業では屈指の人気アカウント

シャープの公式ツイッターは、今日現在28万人ものフォロワーを抱える巨大アカウントだ。家電メーカーだからといって堅苦しくなく、どちらかといえばゆるく消費者には親しみやすい内容で人気を博している。

ツイッターの中の人は絵文字や画像を駆使し、いつも明るいイメージがあるが、さすがに今日だけは落ち込んでいるだろう。そりゃそうだ、平たく言えば身売りである。中の人の運命もどうなるのかわかったもんじゃない。そう思いつつ公式アカウントを覗くと、「な ん て 日 だ!」と呟いているではないか。こ、これは……!

普通に考えればネガティブなニュースなのに、お笑い芸人「バイきんぐ」の代表ギャグである「なんて日だ!」をぶち込んで来るとは……! むしろ最高のタイミングすぎるツイートに、ネット上では称賛の声が挙がっている。

・ネットの声

「ここまで自虐できるなんてえらい」
「改めて見直しました」
「いつかまた独立して、今よりいいシャープになってほしいです……!!」
「このアカウントはそのまま残りますよね?」
「中の人の運命やいかに」
「大丈夫だ!」
「これからもシャープはシャープでありますように」

中の人の去就は心配だが、報道を見る限り既存の雇用は守られるようだから、今はシャープの再建を心から祈りたい。そして公式ツイッターがこれからも今まで通り運用されますように。

参照元:Twitter @SHARP_JPNHK NEWS WEB
執筆:P.K.サンジュン

▼さすがとしか言いようがない。これからも応援してるぞ!