「世の中には自分にソックリな人が3人いる」と科学的に証明されているというが、世界の人口が70億人以上いることを思えば、なんとなく納得できる説である。

以前、ネットで自分のドッペルゲンガーを探す ‟ツイン・ストレンジャー” というサイトについてお伝えしたことがある。そのサイト運営者が、自分にソックリな赤の他人は本当に赤の他人のなのか、念のためにDNA鑑定を行ったところ、興味深い結果が出たというので紹介したいと思う。

・赤の他人は本当に赤の他人のなのか!?

アイルランドのダブリンに住むニアミュ・ギアニーさんは、ツイン・ストレンジャーの運営者の一人だ。彼女は、今までにアイルランド人のカレン・ブラニガンさんとイレーネ・アダムスさん、イタリア人のルイサ・グイザーディさんという3人のドッペルゲンガーを見つけてきた。

ということは、‟世の中には自分にソックリな人が3人いる” との説を裏付けていることになる。さらにニアミュさんは、本当に彼女達が完全な赤の他人なのかどうか、一番最近見つけたドッペルゲンガーで近所に住むイレーネさんと、DNA鑑定をしてみることにしたのだ。

・二人が家族である確率はほぼゼロという結果に

こうして、二人が綿棒で採取した唾液をラボに送ったところ、二人が姉妹である確率は0.0006パーセントで、半分血がつながった姉妹である確率は1.1パーセントという結果に。二人が家族である確率は、ほぼゼロであることは最初から分かっていたことなので、当然の結果と言えるだろう。

・2万年前までさかのぼっても血のつながりはナシ!

だが、2万年前までさかのぼり、二人が同じ系統であるか調べる検査では、これだけ二人が似ていて近隣に住んでいるだけに、同じ家系にいた可能性は十分にあり得る。

ところが、過去2万年のどの時点でも全く血のつながりがなく、二人は違う系統だということが判明したのである! 自分にソックリな赤の他人は、やはり赤の他人だったという結果と相成ったのだ。

たまに、生き別れになった双子がお互いを見つけたというニュースを聞くが、そのようなケースを除くとほとんどの場合、自分に似ている人は他人の空似なのだろう。それにしても、血がつながった家族や親戚よりも他人が似ているなんて、なんとも奇妙で不思議な話である。

参照元:TwitterTwin StrangersMail OnlineThe Independent(英語)
執筆:Nekolas

▼こちらがDNA鑑定を行った赤の他人のニアミュさんとイレーネさん