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あまりにもスゴいため、気がついたらまた見てしまっていた……そんな動画は誰だってひとつくらいあるだろう。おいしいものを食べたらまた同じメニューを食べたくなるように、何度見てもスゴいと思ってしまう動画は繰り返し見てしまうものである。

この世には、そのようにして再生されることで「伝説」となる動画が存在するのだが、今回はそのうちのひとつ「ハーモニカ」のスペシャリスト動画をご紹介しよう。内容は聞いて驚くなかれ。なんと演者の男性が、ハーモニカ1本で『ウィリアム・テル序曲』を演奏しているのだ!

・ジョブズの偽者ではない

動画を再生してみると、そこに映っているのは普通の中年男性。一見、アップルの創始者「スティーブ・ジョブズ」かと思う風貌だが、彼はハーモニカ奏者。ついでに名前は「バディ・グリーン」。れっきとした別人である。

ステージ上で司会者と談笑しつつ、美しい音色を奏でるバディ・グリーンさん。これには観客も「スゴいねぇ〜」といった感じで、和やかに演奏が続いていく。しかし、そこで驚いてはいけない。彼にとって序盤はまだ準備運動にも過ぎなかったのである。

・神々の遊び

というのも、動画の4:55あたりから本領発揮。高速でメロディーが流れる『ウィリアム・テル序曲』をハーモニカ1本で演奏し始めるではないか! どこで息継ぎをしているのか不思議になる光景で、まるで神々の遊びのようにさえ見える。こ、これはスゴすぎる!

・ハーモニカの限界を突破した演奏は必見

見たことのない人は「ハーモニカはここまで演奏できるのか」と衝撃を受けるはずなので、ぜひともご覧いただきたい。ちなみに彼は、音楽界で権威のあるニューヨーク・カーネギーホールの舞台にハーモニカ1本で立った人物。その実力があればこその演奏だが、感動を覚えることをお約束しよう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼神々の遊びは4:55〜

▼カーネギーホールでの演奏