【動画あり】秒間120コマ撮影できるスマホでスカイフィッシュを撮影しに行ってみた結果(その2)
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神戸の峠をグイグイ攻めつつ、まず向かったのが再度山に近い諏訪山展望台だ。なるほど確かに景色が良い。中国語で言うなら好景(ハオカン)である。好(ハオ)ッ!

だが、私の目的はスカイフィッシュ撮影。秒間120コマ撮影の威力を体感すべく、120fpsのSHV33で撮影してみた。すると……!!

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さっそく何かが横切った! 来たか! 早くも来たかスカイフィッシュ!! これにて取材は終了か! 六甲おろしに さっそうと、蒼天翔けるスカイフィッシュ!! 輝く我が名ぞスカイフィッシュ!! ──と期待に胸が踊ったが、撮影した映像を確認すると……

鳥じゃった。鳥が飛んどるだけじゃった。鳥が羽ばたいているだけじゃった。ワシの名前は羽鳥なので、いちおうワシも飛んでみた。青春の覇気美しく、飛んでみた。

──さて、続いて向かったのは水晶山に近い裏六甲。険しいジャングルの中をズンズンと突き進んでいくと、ダイヤモンドポイントと書かれたエリアにたどり着いた。ダ、ダイヤモンド……!

そ、そういえば……この場所は、スカイフィッシュ以外にもキューブ型の未確認飛行物体がよく見られるとの情報。ということは、ダイヤモンド=キューブ型UFO! こうなったらスカイフィッシュとダイヤモンドUFOのダブル狙いだ!!

ということで、先ほどと同じく、三脚に SHV33 を固定して撮影開始。その撮影風景を、これまた別のカメラ(30fps)で撮影していたところ……!!

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ダブルどころかトリプル!! 形状からしてスカイフィッシュ&円盤型UFO&キューブ型UFOと見て間違いないだろう。これはスクープ!! 一刻も早く『月刊ムー』に投稿せねば!! ……と思いながら動画を確認してみると、衝撃の事実が発覚した。

何かの葉っぱや茎が舞っているだけじゃった。そ、そんばバカな……。逆に30fpsだから葉っぱや茎に見えるだけだ! ──と思いながら、三脚固定の SHV33(120fps)の映像も確認してみたところ……

裏六甲をバックにロン毛のデコ野郎が楽しそうに舞っているだけじゃった。特にスカイフィッシュもキューブ型UFOも、怪しいモノは何も映っていなかったのじゃった……。

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そんなこんなでその後の私は、有馬温泉に寄ったりしつつ、ひとっ風呂浴びてコーヒー牛乳をグイッと飲んで「っかぁ〜!」と極楽気分を味わいつつ、神戸の夜景まで堪能したが、そこらにスカイフィッシュはいなかった。ちなみに神戸グルメは激ウマだった。

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結論から言えば、今回の作戦で撮れたのはスカイフィッシュやUFOではなく、“秒間120フレームの六甲山と私のジャンプのみ” であったが、きっとスカイフィッシュは実存する。“モーションブラー” なんて夢のない話は、私と月刊ムーの前では禁句である。

だが、もしかしたら神戸ではなく、月刊ムーに書いてある通り、千葉県は浦安にあるテーマパーク、通称「夢の国」にいるのかもしれない。秒間120コマの動画が撮れる『SHV33』なら、夢のあるスカイフィッシュ映像が撮影できることだろう。きっと。

参考リンク:SHARP『AQUOS公式サイト』、『AQUOS SERIE mini SHV33』、ムーPLUS
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼こんなにすごいカメラ性能なのだ!

▼これが浦安のスカイフィッシュだ!