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連日、国民的アイドル「SMAP」の解散問題が報道されている。グループとしての活動存続を願う声が多いなか、ダウンタウンの松本人志さんは2016年1月17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、メンバーの中居正広さんに会ったことに触れ、絶対に解散すべきではないと告げたそうだ。

今後の動向が気になるところなのだが、実は20年前に発刊された書籍に、解散を予言するような記述を発見した。その書籍『SMAP 崩壊現象と解散への序章』は、このままではSMAPは危ないと警鐘を鳴らしていたのだ!!

・96年の書籍

この書籍はスマップ研究委員会執筆、飯倉書房が発行していたものだ。まえがきの日付を見ると、「1996年7月25日」とある。今からちょうど20年前に、解散について予期していたというのか?

・V6の台頭

その発刊の前年に、メンバーのひとりとして活躍する森且行さんが脱退。書籍はこの事実を軸に、SMAPの活動について詳細に考察している。SMAP存続危機の根拠のひとつに揚げているV6の存在だ。当時V6はデビューしたばかりで、96年はV6の年と言われていたようである。

・キムタクの言葉

発刊当時と今では、メンバーの置かれている状況はもちろん違う。芸能界の様子も、20年前からはかけ離れているのだが……。今の彼らを暗示するような言葉がつづられている。たとえば、本書が紹介している木村拓哉さんの以下の言葉だ。

「(グループが)ケンカして別れるのも成長じゃないですか。時間が経つってことは、何らかの形で成長していることだと思う。(木村)」(『SMAP 崩壊現象と解散への序章』より引用)

・キムタク事務所移籍疑惑浮上

このクールな見解は、今のメンバーの状況に合致しないだろうか? またもうひとつ気になる記述が。この当時、木村さんの事務所移籍疑惑が浮上しており、森さんの脱退騒動でその疑惑がもみ消されたとある。木村さんは20年前から、独自の道を歩んでいたことをうかがわせるようだ。

ちなみに本書では、解散話は2年後、早ければ1年後に出るとしている。つまり97年か98年頃に解散するはずだったことになるのだが……。とにかく今後もSMAPの動向に注目が集まりそうだ。

参照元:SMAP 崩壊現象と解散への序章
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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