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食料品、雑誌、洗剤にシャンプー……手軽に生活雑貨を入手できる一人暮らしの強い味方・コンビニ。近所に24時間営業のコンビニがあるかないかで暮らしやすさは格段に変わってくる。

そんなコンビニでコーディネートしてもらったら、最強の独り身コーデができるんじゃないだろうか? そう考えた私は、さっそく目についたファミリーマートに入った。はたして、どんなコーディネートになるのか。……っていうか、コーディネートしてくれるのか!?

・人の良さそうな店長を狙い撃ち

店内を見渡すと、店長さんはカウンターにいた。年齢は30代後半くらい、かっぷくがよく、目が線になる柔らかい純朴な笑顔はとても人が良さそうだ。この人ならやってくれるかもしれない。勇気を出して話しかける。

「あの~……全身コーディネートしてもらいたいんですが」
店長さん「え? 何ネートですか?」
「ファミマの商品でコーディネートしてもらいたいんですが」
店長さん「……コーディネート……そんなこと言われたの初めてです(苦笑)」

無理難題を突き付けられた店長さんは困り果てていたが、悩んだ末、やがて意を決したように「わかりました。やってみます」と引き受けてくれた。しかめっ面であしらわれてもおかしくない申し出だったが、そういう態度を一切見せなかったところに懐の深さを見た。店員さんたちの信頼も厚いに違いない。
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・悩む店長さん

店長さんの後について衣類のコーナーに移動する。歩いている途中も店長さんは悩み続ける。なぜなら、このファミマには基本的に肌着しかない。選択できる幅が極端に狭い……というか、全然足りてないのだ。

だが、何かに挑戦する時、制約は多ければ多いほど達成した時の感動も大きい。そこに人類の可能性を見るからだ。ボクシングやバスケット、サッカーなどに感じる美しさとはそういった可能性である。さあ、殴り合いを始めようじゃないか

・その時、店長さんが口を開いた

その時、店長さんが口を開いた。「ブリーフ派ですか? トランクス派ですか?」と。ズボンの売っていないこの店では、下半身に身につけるものはパンツしかない。そのため、この2つのどちらを選ぶかは今後の方向性の重要な分かれ道となるだろう。私は迷わず「トランクス派です」と答える。

・ファミマコーデ決定!

だがしかし。悩みに悩んだ末、店長さんが選択したのはボクサーブリーフ! 意見を聞きながらも、あくまで自分の正しいと思ったことを信じる姿勢は、もはや一流のコーディネーターである。店長さんが選んだファミマコーデは以下の通りとなった。

・二重編み帽子 1058円
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・くるぶし丈靴下グレー 420円
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・Tシャツ白 630円
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・ボクサーブリーフ黒 630円
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黒いボクサーブリーフと白いTシャツのコントラストがまぶしく、ニット帽はブリーフの色に合わせている。並々ならぬブリーフ愛が伝わってくる完全にブリーフを中心に据えたコーデ。そのブリーフに対するストイックさは「ブリーフマスター」と言っても過言ではないだろう。
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どの店舗でも一定の安定感を発揮しつつ、ブリーフマスターまでいるファミマ恐るべし! 表現とは一体何なのか? また一つ勉強させてもらった。さすがは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」だ。こここそ、独り身のコンビとして最適の場所と断言しよう!!

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼ファミリーマートで全身コーデしたら……
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▼こうなった!
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▼海が呼んでるぜ
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▼圧倒的に独り!!
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