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SNSやネットの発達により、危ない場所に行ったり危険な行為をして、その様子を写真や動画に収めて投稿する人達が増えている。人に見られることで、さらなる興奮を覚えるスリル・ジャンキーの行為は、エスカレートする一方のようだ。

そんななか、なんとパラシュートなしで、男が気球からジャンプしてしまったというのだ! 果たして彼は、無事に地上へ戻れたのだろうか……!? その様子は、動画「Skydiving Without A Parachute」で確認できるぞ!

・パラシュートなしでスカイダイビングに挑戦した男

パラシュートなしで、スカイダイビングするという向う見ずなスタントを決行したのは、フィンランド人で25歳のアンティ・ペンディカイネンさんだ。

当初は通常通り、パラシュートを背負ってジャンプする予定だったようだが、飛び降りる直前、なんと彼がパラシュートを空に放り投げてしまった! 「俺はタフだからパラシュートは必要ない!」と叫び、地上4000メートルまで上昇した気球からジャンプしてしまったのである!!

・同行者がキャッチして無事に着地!

これが、アンティさん流の演出なのかどうか定かではないが、彼の後に続き、パラシュートと撮影用カメラを装備した2人の男性も飛び降りた。ものすごいスピードで地上に向けて下降するため、同行者が、アンティさんを途中でつかみ損ねたら一貫の終わりだ。

40秒程のフリーフォールの後、同行者の1人がパラシュートを開き、無事にアンティさんをキャッチ! しがみつく形で下降した二人は、なんとか地面に着地することができたのである。

・クレイジーなチャレンジは続く模様……

常に、ワイルドなことにチャレンジし続けているというアンティさん。そんな彼は、

「ずっと、パラシュートなしでジャンプしたいと思っていたんだ。何年もスカイダイビングの訓練をしてきたから、十分に準備はできていた。僕は恐れを知らないし、次も、もっと楽しくてクレイジーなことがしたい」

と語り、これからも彼は、危険なスタントを続けていくつもりのようだ。

筆者はこの動画を見て、映画『ハート・ブルー』で、キアヌ・リーブス扮するFBI捜査官が犯罪者を追い詰めるために、パラシュートなしで飛行機から飛び降りるシーンを思い出してしまった。言うまでもないが、読者の方は、絶対に真似をしないようにして頂きたい。

参照元:YouTubeMirror(英語)
執筆:Nekolas

▼パラシュートなしで、地上4000メートルの気球からジャンプ!