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ラーメンに魚介の大旋風を巻き起こした店といえば、凪である。現在都内を中心とした国内だけでなく、海外にも進出している。その凪が、スタミナ系丼の店舗を出店しているのをご存じだろうか?

東京・西新宿に「男の大ごちそう」というお店をオープンしていたのである。スタミナ系丼といえば、「伝説のすた丼」や「すためし」などが店舗展開をしているのだが、その業界に風穴を開けることになるのか!?

・野郎丼?

お店の看板メニューは、「スタミナ野郎丼」だ。野郎丼? う~ん……。どこかで聞いたことある名前、この手のメニューはすでに、想像されるあらゆる言葉を使い尽くしているのかもしれない。

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・男に食わせる店

スタミナ野郎丼は全4種。肉200グラム以上の極み(850円)、豚肉を使ったうま豚(750円)、みそ焼き(750円)、揚げ物中心のタルタル(750円)となっている。このほかにもカレーやオムライス、ハンバーグやしょうが焼き、親子丼、カツ丼などなど、男好みのメニューが豊富に揃っている。阿佐ヶ谷の「キッチン男の晩ごはん」にコンセプトが良く似ている。

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・ニンニクの量を選べる

強いて違うところがあるとすれば、ラーメンも食べられるところだ。さて、注文したのは当然看板メニューである野郎丼の極み。肉200グラムにチキンカツが2枚もついているので、満腹間違いなしだろう。この手のお店にしては珍しく、ニンニクの量を選べるのもこのお店の特徴。ラーメン店が経営する食堂だけあって、そこらへんは他のチェーン店と差別化しているようだ。

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・丼がデカい

実物と対峙してみると、まず丼の大きさに驚く。一般的なラーメン丼よりも一回り大きく見える。丼全体を埋め尽くすスタミナ焼肉。その向こうにチキンカツがもたれかかっている。見ただけで、男の食欲の一部を満たしそうな勢いだ。

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なお、味はニンニクしょう油かニンニクみその2種から選ぶことができる。私(佐藤)はしょう油を選んだのだが、もしかしてみそじゃない? と思うほどみそっぽい味がしていた。間違えたのかな……。しょう油の香ばしいかおりに期待したのだが、そこまで感じられなかった。

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・もっと圧倒して欲しい

ボリュームはたしかにスゴイ。満腹にはなる。しかし他のスタミナ系丼との違いをそこまで感じない。またカツがかなり平べったく、食い甲斐に乏しい。もう少し肉厚でもよかったのでは……。「腹いっぱいにさしてやる!」と店頭に掲げているのなら、もっと圧倒して欲しかった。今後に期待したい。

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・今回訪問した店舗の情報

店名 男の大ごちそう
住所 東京都新宿区西新宿7-19-21
営業時間 11:00~23:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.

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