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もともとは軍事目的で開発された小型無人機ドローンは、航空撮影で使われることも多く、小回りが利くことが利点と言えるだろう。

ところが、そんな小型ドローンを大きくして人が乗ったらどうなるだろうかと、有人飛行の開発が進んでいるというのだ! 人が搭乗できる巨大ドローンの使用目的が気になるところだが、世界で初めてドローンの有人飛行が成功した様子が、動画「Singapore’s FIRST Personal Flying Machine!」で確認できるぞ!

・世界で初めてドローンの有人飛行に成功!!

世界で初めてドローンの有人飛行を成功させたのは、シンガポール国立大学の研究チームだ。「Snowstorm:スノー・ストーム」と名付けられた巨大ドローンは、24個のプロペラの力で宙を舞い、衝撃を吸収するボールを装着した6本の脚で、地面に着地するようデザインされている。

地面から垂直に飛び上がり、垂直に着地するのは通常のドローンと変わらず、搭乗できるのは人間一人だけである。

・現段階で飛行時間は5分間のみ

有人ドローンの様子を写した動画では、まず、ダミーを乗せてテスト飛行を敢行。リモートコントロールで操作されたドローンは、プロペラが物凄い音を立てながら少しずつ宙へ浮き、その姿はまるで空飛ぶ車だ! 不安定ながらも前後へと移動したドローンは、見事に着地を成功させた。

試作段階のスノー・ストームは、今のところは屋内で飛ぶようにしかデザインされておらず、飛行時間はわずか5分と短い。

・安全対策が今後の課題に

しかも、凄い勢いで回る24個のプロペラにはガードがなく、もし、墜落でもしたら大惨事を招きかねない。先日、コントロール不能になった小型無人機ドローンが幼児に直撃し、右目を失う悲惨な事故が起きたばかりだ。

テスト飛行で実際に人間が乗っていたのはわずか数秒と短かったようだが、これからの開発段階で、安全対策の強化が求められるのではないだろうか。

ホバーボートといい、やはり人間は、個人で空を飛ぶ夢を諦め切れないのかもしれない。近い将来、個人が使用するドローンやホバーボートの出現で、航空法が大きく改善される可能性もありそうだ。

参照元:FacebookMashable(英語)
執筆:Nekolas

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