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「110番」にかけたら警察につながる。「119番」にかけたら消防署につながる。そんなこと、今さら言われなくても分かってるもん! という人がほとんどだろう。では、「188番」にかけたらどこにつながるかご存じだろうか?

「188番」にかけたらどこにつながるか、その答えを知ったら田舎の母ちゃんにすぐさま教えたくなること間違いなし。覚え方は「188(いやや)」だ。いやや! いやや!

・「188番」に電話をかけると?

実は、「188番」は消費者ホットラインなのである。電話をかけると、近くの消費生活相談窓口(消費者センターなど)を案内してくれるという。どういうときにかければいいのかというと、お金を要求してくるなどの不審な電話や訪問、身に覚えのない商品の送付があったときである!

・全国に広がるオレオレ詐欺の被害

昨年、オレオレ詐欺など特殊詐欺の被害総額は、平成25年度を大きく上回ったそうだ。なんと、過去最悪の約566億円! しかも、被害人口は首都圏だけでなく全国に広がっているとのこと。これは他人事ではない。いつ、記者(私)の母ちゃんが狙われるか分からねぇ!

・カンニング竹山さんの動画が身に染みる!

このほど、「毎日話せば詐欺は防げる。」とのコンセプトのもと、政府広報により制作されたWEB動画が公開。高齢者の息子・家族・友人からのこまめな声かけ、日ごろの連絡こそが、詐欺防止につながることを表現しており、カンニング竹山さんが主演を務めている。

カンニング竹山さんが演じるのは、高齢者詐欺の被害に遭った母親の息子役。詐欺に遭った話を電話で母親から聞いた息子は憤りを感じるが、あることにハッと気づくのだ。

「オレオレ詐欺を防ぐのは、オレだ。」と。確かに、普段からもっとコミュニケーションをとっていれば、オレオレ詐欺って防げるのかもしれない。あぁ、母ちゃん、ごめんよ……オラ、ちょっくら、母ちゃんに電話してくる!

参考リンク:政府広報オンライン特集ページ『高齢者詐欺』

▼高齢者詐欺被害の未然防止WEB動画 『毎日話せば詐欺は防げる』篇はこちら