houka

2015年11月30日、東京都内で何ともキケンな事件が起きた。市役所の1階ロビーに男がバイクで侵入し、灯油のような液体をまいてライターで火をつけたという。

男はその後パトカーで逃走を図ったが、他のパトカーに衝突して現行犯逮捕。大怪我を負った被害者はいなかったということだが、男が事件を起こした理由は一体何だったのだろうか……。今回はその内容を動画と共にお伝えしたい。

・事件が起こったのは、東京都稲城市東長沼の市役所庁舎

まずはじめに、事件の詳細を説明すると……2015年11月30日の午後2時頃、東京都の稲城市東長沼の市役所庁舎1階ロビーに47歳の男がバイクに乗ったまま侵入。男は叫びながら持っていたポリタンクから灯油のような液体をまいて、ライターで火をつけたという。

・市役所構内で現行犯逮捕

その後、駆けつけた警察官が拳銃を向けて制止しようとするも、男はサバイバルナイフを手に持って逃走。大胆にもエンジンのかかっていたパトカーを盗んで逃走を図ったのだが、男はすぐに別のパトカーに衝突し現行犯逮捕になったということなのだ。

・放火の様子を収めた動画

動画でその事件当時の様子を見てみると、何やらざわついている市役所。誰かが「すげえガソリン臭い」とつぶやく声が聞こえたかと思うと……1分10秒あたりで男が放火! 燃え上がる炎と職員や来庁者が一斉に逃げ出す様子が映っている。

・税金催促に逆ギレか

現在も男は黙秘を続けており、動機は不明とのことなのだが……2015年9月中旬頃に、市役所から税金を納めるよう催促され、「今度行くから」と話していたことがわかっているそうだ。

もし、税金の納付を催促されたことに腹を立てたのが今回の犯行に及んだ理由だとしても、市役所に放火したところで何の解決にもならない。むしろ犯罪行為であるということを男は真摯に受け止めるべきだろう。

参照元:YouTube朝日新聞
執筆:K.ナガハシ
イラスト:Rocketnews24.

▼こちらが事件の様子を収めた動画