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先日、初めて中国に行ってきた。日本と比べて特に物価が安いとは思わなかったが、ビールは超絶的に安くてテンションが上がったぞ。というか、日本が高いだけなのかもしれないけど……。

ではどのくらい安いのか? 多くの銘柄が1缶100円以内で買えてしまうのだ! やっすゥゥゥゥゥ!! なんと40円くらいのものまであるぞ。これは酒好きには天国やで! そこで、スーパーやコンビニでよく見かけた5種類のビールの中で、どれが一番なのか飲み比べてみた。

・常温が中国の主流

その安さにも驚いたが、中国ではビールが常温で売られていることにも驚いた。スーパーでは普通の棚に陳列されていることがほとんどだったし、お店で注文しても常温で出てくることが多かったのだ。日本人ならキンッキンに冷やして飲みたいところだが、ここは現地に合わせて常温でいってみよう。

・絶対飲むべきビールは?

今回はスーパーやコンビニでよく見かけた5種類のビールをチョイス。同じ銘柄でもそれぞれグレードのようなものがあったが、そのなかでも最も安いものを選んだぞ。2015年11月28日現在で、約40円~80円という激安っぷり。中国に来たら絶対飲むべきビールは何なのか? さっそく飲み比べてみた!

・雪花 清爽

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購入価格:2.1元(約40円)
アルコール度数:2.5%

まずは、中国最大の生産量を誇るという雪花ビール。とにかく安い! 安すぎる!! 今回買ったビールの中で一番安い銘柄だ。味はというと、かなり薄い。炭酸も少ない。全体的に薄いというのが正直なところ。中国のビールはアルコール度数が低めだが、ちょっと2.5%は低いなー。ただ変な味はしないので、あまり酒に強くない人でもゴクゴク飲めそうだ。

・三得利 清爽

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購入価格:3.5元(約67円)
アルコール度数:3.6%

お次は、読んだ通りサントリーが中国で販売しているビール。この銘柄は店頭でも飲食店でもよく見かけたぞ。雪花と比べると炭酸も強く、ビール度は増した感じ。だが日本のビールを想像すると、やっぱり薄い。油っぽい中華料理と一緒に飲むならいいのかもしれない。

・藍貝 超純

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購入価格:2.84元(約55円)
アルコール度数:4.3%

今回買った5種類のなかでは、若干マイナーな銘柄。2番目の安さながら、アルコール度数は最も高いぞ。これまでに比べると味も濃く炭酸も強い。これで約55円は相当安いって! わずかにアルコール臭さみたいなものを感じたものの、日本人好みの味ではないか。コスパは最強といえよう。

・哈尔滨 冰畅

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購入価格:3.5元(約67円)
アルコール度数:3.1%

続いてはハルビンと読むこの銘柄。う~ん、これも相当に味が薄いな。雪花よりは炭酸が強い感じがするが、なんだろう、ビール感があまりない。ビール風味とでも表現すべきだろうか。特に値段が安いわけではないので、あまりオススメはできないか。

・青島 純干

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購入価格:3.5元(約77円)
アルコール度数:4.0%

最後は、中国ビールといえばこれ! チンタオビールだ。値段は最も高いが、飲んだ瞬間に確信。これが一番ウマいわ。炭酸は控えめながら、まさにビールって味がする。これまで飲んだものが薄かったので、一層そう感じたのかもしれない。

・味の青島、コスパの藍貝

5つの銘柄を飲み比べてみたが、味の面では、青島ビールがやはり一番だろう。この値段ならマジでお得としか言いようがない。また、値段とアルコール度数の面では、藍貝ビールが他の追随を許さない超コスパを誇っている。中国で飲むならこの2つがオススメだぞ!

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そういえば、5種類の銘柄を交互に飲み比べていても、あまり酔っ払わなかった。物足りなさを感じる人もいるかもしれないが、つまりこういうことだろう。とにかく、ガンガン飲め。中華料理にはビールが最高に合うので、酒に強い人も弱い人も大いに飲みまくってくれ!

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼雪花 清爽(約40円)
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▼三得利 清爽(約67円)
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▼藍貝 超純(約55円)
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▼哈尔滨 冰畅(約67円)
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▼青島 純干(約77円)
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▼左→右の順番で個人的オススメを並べてみた
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▼ガンガン飲みまくれ!
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