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男に生まれてきた以上、一度くらいはギラついてみたい。ギンギラギンにさりげなく、ホストみたいな格好をしてみたい! ということで、上下セット約1万円の激安スーツ(白)を通販サイトで購入し、ついでに派手なシャツも3枚ほど用意した。

ひとり自宅でファッションショーをしてみたところ、まるでホストっぽくなりゃしない。こうなったらもう、以前に佐藤記者が利用した「ホスト専門スタジオ」のお世話になるしか道はない! 美容室でヘアメイクをした後、ホスト風の撮影に挑戦してみた!

・白スーツの威力

用意した衣装は先述のとおり白スーツと、それっぽいシャツ3枚。すべて通販で購入した。まず花柄シャツを試してみたところ、ホストというよりサタデー・ナイト・フィーバー。紫シャツを着用したら、怪しい手品師が鏡の向こうに映っていた。そして最後に黒シャツを着てみると……おお! イイ! 香港スターみたいな大物感がある!!
FashionSHOW

・少ない髪でスジ盛りに挑戦

衣装は決まった。次は髪の毛。開口一番「ホストっぽくお願いします」とムチャな注文をしても、マジメな顔して「わかりました」と快諾し、完璧な仕事をしてくれるのは、毎度おなじみの美容室『AnZie(アンジー)』の佐藤幸治さん(36)だ。
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聞けば私と同じ年。しかも、なにげに薄毛への意識が高いことまで判明し、薄毛の私と意気投合。デリケートに髪の毛を扱ってくれたのが、なによりも嬉しかった。それはさておき、1時間チョイでスジ盛り&メイクは完了した。
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・ホスト専門の撮影スタジオ

そしてやってきた撮影の時間。スタジオは歌舞伎町の「URECCO STUDIO MENS」だ。ちなみに同店は “ホスト専門のスタジオ” であるので、本来であればホストの人たちしか利用できない。しかし、今回も佐藤記者が変身した時と同じく、特別に協力してもらった次第なので、ホストでない人は気をつけて欲しい。ホスト専用だ。
hosthatori

・昭和臭がハンパない

撮影直前、鏡に写った自分を見てみると、どうにもこうにもカッコ良くない。昭和臭がハンパないのだ。売れない歌手みたいな絶望的オーラが漂っている。西城秀樹のようでもあり、平成風に言うなら狩野英孝。これは白スーツのせいだろうか?
withsato

・かなりプロいカメラマンのお兄さん

打ち合わせもそこそこに、「それでは、カワイイ風に行っちゃいますかァ!」と、ガンガン撮影していくカメラマンのお兄さん。これまで何人のホストたちを撮影してきたのだろう。「アッ、かわいい!」や「世界に入っちゃいましょ〜♪」という掛け声で、いやが上にも気分が高まる。どんどんホストな気持ちになってくる。
kanoeikou

そして数パターンの撮影を終えて、店内のパソコンで写真を選ぶ段取りに。どんな写真が撮れていたのだろう……とモニタを確認してみると!!

gunsoku

いっ……イイじゃん! イイじゃんイイじゃん!! ぱッと見、チャン・グンソク!? オラオラしている写真なんて、どう見ても「夜を舞う白い堕天使」みたいなキャッチコピーを付けられちゃいそうな感じジャン! さすがホスト専門スタジオじゃん!

datenshi

結論、カッコイイは作れる! だが、いくらがんばっても狩野英孝っぽさは消えなかった。そこはかとなく西城秀樹っぽさも漂っていた。これはメイク&撮影うんぬんではない。持って生まれた昭和顔は、どうしようもなかった。オレは……俺は昭和の大スター。

取材協力:AnZieURECCO STUDIO MEN’S(Twitter)
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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▼ホストクラブ『路決闘(ロケット)』のナンバーワンホスト「豪(GO)」
go1
▼豪「指名ヨロシクね」
go2
▼豪「じゃあ、ウチのナンバー2も紹介しとこっか」
go3
▼ホストクラブ『路決闘(ロケット)』のナンバーツーホスト「英(HIDE)
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【ホスト変身ドキュメント写真館】

▼表参道の『AnZie』さん、お願いしまーす!
anzie
▼こっから
anzie2
▼きわどい角度での撮影ばかりされつつ……
hage1
▼注:頭頂部が薄く見えますが、光の加減でそう見えるだけです。
toutyoubu2
▼スジ盛りに挑戦!
suji
▼だが、毛髪量が少ないため、思ったほどボリュームが出なかった
sujimori2
▼メイクして〜
make2
▼きもい
kimoi
▼しかし……
shikashi2
▼堕天使!
datenshi
▼こんな胡散臭いオヤジでも、ホスト撮影のプロが撮れば……
ayashi
▼きゃあああああああっ! これ、名刺にしちゃう!!
gunsoku
▼でも、素人(佐藤記者)が撮ると、やっぱり昭和風に戻る

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