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佐藤です。日々いろいろなお店を訪ねてるんだけど、私の経験上、本当に美味しいものって光って見える時がある。ウソじゃない、マジでキラキラして見える時があるんだよ。大げさなこと言ってんじゃねえ! って思うかもしれないけど、マジなんだって。信じて欲しい!

信じられないなら、仕方がないんだけど、これから紹介する焼肉店は猛烈に美味しい。これは本当。騙されたと思ってくれていいから、一度行ってみろ。そして上ハラミを食ってみろ。身もだえするほどウマいから。これは本当に大げさではないよ、マジだから、マジッ!

・焼肉屋だらけ

紹介するお店は、東京・浅草の「大福園」。花やしきの近くにあり、この界隈は焼肉店が軒を連ねている。ただ立ち並んでいるってレベルじゃなくて、お店の隣も向かいもそのまた向こうも焼肉屋ってくらい並んじゃってるのだ。何も知らずにこの辺に来たら、どこがいい店なのか、わからないのではないだろうか。

・中途半端な時間

私はランチには遅く、夕食には早すぎる時間、15時頃にこの辺りに来てしまった。多くのお店が16時か17時から夜営業を始めるとあって、ほとんどが準備中。ああ~、腹が鳴る。腹の虫を落ち着かせねばと思いながら、辺りを物色していると……あった! 空いてるお店。しかも外観からウマそうな雰囲気がプンプンするじゃないか、よしここにしよう~。

・シンプルなメニュー

入ってみると、女将さんが1人。何やら準備をしている感じ。これはもしや、準備中かな? と思いきや、「やってます」と迎えてくれた。有難い、今日はどうしても肉を食いたい気分だったんだよな~。さて、メニューを見ると、割とシンプルな構成。「焼肉の部」、「ご飯の部」、「スープの部」の3つに分かれているけど、どれもそう品数が多くはない。

・お通しが美味しい

あまり深く考えずに、タン塩・上ハラミ・上ロース・ホルモンを注文。遅れてレバ焼きを頼んだ。しばし待つとお通しに、塩キャベツとカクテキ。お通しを食べると、お店の実力がわかったりするものだ。カクテキをひとつつまむと……。うん! ウマい。味がしっかりと浸みていて、これだけでビール1杯は軽く行けそう。さらに塩キャベツは口に含むと旨味がジワリ。これはかなり期待できる。

・タン塩の一発KOされそうになる

そして順次肉が到着。まずはタン塩、これは生のレモンを絞って食べろとのこと。焼き上がるとすかさずレモン汁の中に投下して、素早く口のなかに放り込んだ。肉は熟成しているらしく、柔らかい上に肉本来の美味しさが良く馴染んでいる。ほほ~! これはいい。タン塩のワンパンチでノックダウンしそうになる。

・ハラミの余韻が長い!

続け様にハラミを頂くと……。うめぇええ! 薬味に浸して寝かせているのか、タレや塩がなくても十分に味わえる。1切れ食べただけなのに、その旨味が余韻のようにいつまでも、喉やら胃袋の辺りからジワジワと体内に浸透していくようだ。染み入るなあ~。

あとで気づいたのだが、ハラミを最後に食べればよかった。というのも、この余韻がいつまでも長く続いていたために、ホルモンやレバーの美味しさが若干薄まって感じてしまったからだ。

これほどまでに後を引くウマさのハラミを、私はほかに知らない。もちろん、ここのお肉はすべて光って見えた。光ってるかどうかは置いておいたとしても、ハラミの旨さは確かだ。旨味の余韻に浸れること間違いなしである。

・今回訪問した店舗の情報

店名 大福園
住所 東京都台東区浅草2-13-6
営業時間 平日祝前11:00~24:30、土日祝10:00~24:30

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.

▼お店はちょっとわかり難い。小道の奥にある
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▼メニューはいたってシンプル
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▼お通しのカクテキと塩キャベツ
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▼タン塩1500円
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▼上ハラミ1000円
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▼上ロース1000円
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▼ホルモン800円
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▼レバ焼き800円
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▼めくるめく焼肉ワンダーランドである!
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▼ハラミの美味しさの余韻がいつまでも続くので、ハラミは後半にオーダーした方が良いかも
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