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2015年11月9日、とある男の逮捕により、日本のみならず世界中に激震が走った。今から2年前、兵庫県の路上の側溝(幅は約35cm)にスッポリ入って、フタの穴(縦2cm×横10cm)から通行人のスカートの中を覗いて逮捕され、「生まれ変わったら道になりたい」という供述を残した伝説の側溝男が……再び逮捕されたのである!!

2年ぶり2回めの逮捕。この件について、「本当に残念だ」と声を漏らすのは都内在住のパンツ愛好家。犯罪的なパンツ者ではなく、純粋に「パンツ」が好きで好きでしょうがないだけの常識的な紳士である。一体何が残念なのか? 詳しく話を聞いてみた。

・パンツ界のマエストロ

「正体がバレないように絶対に匿名で」という条件付きでインタビューに応じてくれたのは、会社員の「白い三角定規(仮名)」さん36歳。性別は男。ゆえに女性用の下着が好きだが、男性用パンツへの造詣も深く、常に “史上最強のパンツとは何か” を模索し続けているパンツ界のマエストロだ。それはさておき……
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──そもそも残念すぎる性癖であり、絶対に真似してはならない珍事件ですが、白い三角定規さん的には、一体どんな点が残念なのでしょうか?

「まず、最初にお断りしておきたいのは、“パンツを覗く” というのは許しがたい行為であり、第一発見者の女性が受けた心の傷は計り知れない……ということです。この時点で、すでに彼はギルティ(罪)を犯しました。償わなければなりません。

しかしながら、私も “パンツ道(どう)” に生きる端くれです。単純に “パンツを見たい!” という気持ちは、心が痛むほど理解できます。彼が2年前に残した言葉、“生まれ変わったら道になりたい” を知った時は、思わず涙してしまいました」

──私も「生まれ変わったら道になりたい」は名言だと思います。

「パンツ道を極めてしまった結果、本当に “道” になってしまうなんて……。犯罪は犯罪ですが、とてもポエミー(詩的)だと思います。でも、今回の件は本当に残念です。報道によると、スマホで撮影していたのだとか。正直、ガッカリしました

──残念ポイントは、そこですか!

「昔から私は、“パンツは一期一会” だと思っています。もしもパンツが見えたとしたら、撮影なんて野暮(やぼ)なことしないで、自分の脳内のハードディスクに保存しなくてはならないのです。それが正しいパンチラの姿、私の求めるパンツ道です」

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──白い三角定規さんもパンツを覗いたりするのですか?

「いいえ。パンチラというものは、あくまでも “傍観者” でなければなりません。また、“偶然” でなくてはなりません。そう、流れ星を見るがごとく。つまりは受動的です。そこに感動があるのです。だからこそ手を合わせて、願いを込めたりもするわけです。

それに対して、能動的に見ようとするのが “覗き” です。“間違いなく流れ星が見える時間に、間違いなく観測できるポイントまで出向いて見る” ようなものです。結果として、どちらも流れ星は見えるでしょう。でも……感動するのはどっち?

──圧倒的に、偶然の流れ星でしょうね

「そうでしょう。そういう意味では、前回の逮捕も今回の逮捕も “わざわざ側溝に入る” という行為が能動的な気もしますが、違う違う、そうじゃないのです」

──この後、つい先ほど報道された「側溝男」の知られざる衝撃的な過去にも触れつつ、白い三角定規さんは独自の解釈で “パンツ道” を語りつくす。話の続きは次ページ(その2)で!

参考リンク:スポニチ
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.