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突然だが、モンブランと聞いて連想するものはなんだろう? 「栗」「黄色や茶色」「山のような形」などが主だと思うが、では、「真っ白なモンブラン」と聞いたら……?

「なんで白?」「栗は入っているの?」と疑問に思うかもしれない。確かに、栗を使えば茶色くなるはずだし、栗を使っていないのだとしたら、それはモンブランじゃない! と。しかし、実際に「真っ白」なモンブランが宮城県のとあるお店で食べられるので ご紹介したい。

・宮城県内に4店舗だけある『たまご舎』のレストラン

自然豊かな宮城蔵王で育てられた、選りすぐりの新鮮な卵を使ったプリンや焼き菓子などが超美味しい! と人気の『たまご舎(や)』。宮城県内には直営店が9店舗あるが、目的の「白いモンブラン」が食べられるのは、レストランが併設されている4店舗(蔵王・愛島・錦が丘・杜の市場)のみだ。今回は、最寄りの愛子(あやし)駅から車で6分ほどの距離にある、錦が丘店に行ってみたぞ!

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店に着いたのは、午後2時半頃。混み合うタイミングではなさそうだったのだか、席に空きは無く10分ほど待つことに。休日ということもあって、家族連れも多くにぎやかな店内だ。

・やっぱりめっちゃ白かった

席に通されると早速、白雪チーズのモンブランを注文した。価格は486円(税込)だ。数量限定品のようだが、間に合って良かった。ほどなくして注文の品が到着。やっぱり白い……メニュー通り、めっちゃ白いぞ! 

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・味はチーズケーキそのもの

メニューの説明には、「特製チーズクリームと生クリームをお山のように仕上げました」とある。通常のモンブランには使われている “栗” は入っておらず、形はモンブランだけど、味は完全にチーズケーキだ。濃厚なチーズの深い味わいとともに目をつむれば、まるで蔵王の大自然に包まれているかのようであった。

・ブルーベリーソースの爽やかさがGOOD

途中で味に変化が欲しくなってきたら、添えてあるブルーベリーソースをかけるのもオススメだ。口が一瞬でモードチェンジ! ブルーベリーがごろごろ入った甘酸っぱいソースで、一気に爽やかさが全開だ!! チーズのミルキーなコクとのバランスも絶妙すぎる。

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・モンブランはフランス語で「白い山」

元々、ケーキのモンブランの形のモチーフとなったのは、アルプス山脈の最高峰であるモンブランで、フランス語では「白い山」を意味する。茶色や黄色のものに比べてなじみは薄いが、この語源にしたがえば、実は ”白いモンブランこそが正統派” ということになるのだろうか? やや疑問は残るが、まぁどんな色だとしても、モンブランは美味しい、ということに変わりはあるまい。

寒い日が続き、日本の山々も徐々に雪化粧をまとう頃となった。まさに白いモンブランにぴったりの季節がやってくる♪ 宮城に行く機会があれば、ぜひ食べてみて欲しい逸品だ。

・今回訪問した店舗の情報
店名 森の芽ぶき たまご舎 錦ヶ丘店
住所 宮城県仙台市青葉区錦ヶ丘1-3-1 錦ヶ丘ヒルサイドモール1F
営業時間 10:00~19:00
定休日 不定期

Report:こやぎ
Photo:RocketNews24.

▼たまご舎(錦ケ丘店)は、仙台市の「錦ケ丘ヒルサイドモール」というアウトレットモールの1階にある
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▼レストランの隣の販売コーナーではたまご舎の商品が買える
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▼休日はファミリーも集う、和やかな雰囲気の店内
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▼フードメニューもあるぞ
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▼芽ぶきのたまこっこ丼(税込864円)はたまご舎の錦ケ丘店限定メニューだ!
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▼卵の味が濃くて美味!
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