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W杯で日本代表が歴史的勝利を挙げたことでブームとなっているラグビー。かつてない盛り上がりに戸惑いつつも、ワクワクしているラガーマンたちは多いだろう。そんな私(筆者)も元ラガーマンの端くれ。ラグビーのアツさを思い出したひとりである。

2019年の自国開催、そしてラグビー界の未来のためにも、ブームが一過性で終わらないことを願うばかりだが、ラガーマンたちがどんな気持ちでプレーしているかわからないという人もいるはず。ということで端くれの私が厳選した「あるある」を50連発でお届けしたいと思う。

【ラガーマンあるある】

1. ルールが難しいと言われるのに慣れている
2. 体が大きければその時点でフォワード決定
3. 小柄だったらとりあえずスクラムハーフ
4. 足が速かったらウイング
5. 背が高ければロック
6. 走れるデブこそ至高
7. ウイングのユニフォームはなかなか汚れない
8. バックスがミスをするとフォワードがイライラ
9. フォワードがミスをするとバックスがイライラ
10. でも「one for all、all for one」
11. 倒れても水で蘇生
12. 誰かが骨折しても驚かない
13. 部室が臭い
14. 失神しそうなくらい臭いヘッドギアが必ずある
15. スクリューパスを投げれるようになるとめちゃ嬉しい
16. どの球技でもとりあえずスクリューを投げてみる
17. 試合で無傷なことがない
18. 試合中はよっぽどヤバくないと痛みを感じない
19. 試合後に激痛
20. 体に残った傷は勲章
21. ……と思っているが腰痛に悩まされる
22. ラグビーをやめると筋肉が脂肪になる
23. 就活で有利に働くことがある
24. 年配OBの短パンが尋常じゃないくらい短い
25. カンタベリーを身につけている人に親近感がわく
26. 入部理由が理にかなっていないことが多い
27. 桐谷美玲さんがマネージャーだったら死ぬ気で頑張る自信がある
28. サロメチール大好き
29. 子供よりも大人が熱心なケースが多い
30. 選手登録でサバを読む
31. やたらと脱ぐ
32. 自分のスパイクで自らの内くるぶしを蹴ってしまう
33. ラックの下敷きになるとマジで苦しい
34. でも一休みできるのもラック
35. プロップが独走すると笑いが起きる
36. 外に人数が余っている時の興奮は異常
37. 黒いユニフォームが大好き
38. NZ代表のリッチー・マコウはマジ神
39. ダン・カーターも神
40. ハカを見るだけで米三合はイケる
41. 何度ハカを見ても鳥肌がブワッとなる
42. 引退すると猛烈にラグビーをしたくなる時がある
43. でも怪我と体型が怖くて思い切れない
44. 練習がきつい
45. 中でもランパスが鬼
46. そんな時は怪我人が羨ましい
47. タックルさえよければ何とかなる
48. トライの気持ちよさが昇天レベル
49. トライをしたことのない人の中で熾烈な争いが生まれる
50. 南アフリカに勝利した瞬間は心底ラグビーをやっていてよかったと思った

……以上だ。昔ラグビーをやっていた人、現在プレーしているラガーマンたちは共感できるのではないだろうか。これからラグビーが世間に浸透することを願い、これにてノーサイドとしたい。

執筆:原田たかし
イラスト:稲葉翔子