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衝撃的なニュースが舞い込んできた。スポニチアネックスによると、2014年3月の『笑っていいとも』終了からちょうど2年後となる2016年3月──。なんと、フジテレビの “昼ドラ枠” が終了するというのだ。同時に、小堺一機さん司会の長寿番組『ごきげんよう』も終了するという。

いいとも → ごきげんよう → 昼ドラ の流れが完全に消失する……。そんな驚きの知らせに、ネット住民からは「フジは完全に迷走している」などの否定的な声が相次いでいる。かくいう私も反対する一人だ。やめてどうすんだよ!!

・唯一無二の存在

52年の歴史を誇るフジテレビ系列、東海テレビ制作の “昼ドラ” 。『ごきげんよう』からの惰性でテレビをつけていると、突然お昼にはふさわしくないような濃厚なシーンや愛憎劇が繰り広げられる。

怒涛の展開の熱冷めやらぬなか、ドモホルンリンクルのCMをもって終了するという、あのおキマリの流れが完全に姿を消してしまうなんて……! 昼ドラ風にいうなれば、「許せない……! 絶対に許さないんだから……!! キィィィィィっ!!!!!」といった気分だ。そして、案の定、ネットでも厳しい声が多数上がっている。

・ネットの声

「昼ドラ枠消滅はかなしい」
「中島丈博脚スペシャル枠作ってくれたら嬉しい」
「こんなついでのように、『ごきげんよう』終了が報じられていいのか!!!!!!」
「何もわかってないな、いいとも → 惰性で『ごきげんよう』&『昼ドラ』って流れだったんだぞ?」
「あの時間帯は惰性が大切。それがわからなきゃヒルナンデスには勝てない。 」
「いいとも終了からすでに間違っていた」
「最後の昼ドラは中島丈博作品オールスターズにして欲しいなぁ。」
「フジの迷走感ここに極まってるね。」
「なんか変えちゃいけないところばっか変えてる気がする…。 」
「来年4月からは、過去に放送された52年分を一挙再放送すればいいのに。 」
「終わらす物は他にあるでしょ!」
「『真珠夫人』やら『ぼたバラ』やら、ぐいぐい見てたなあ…残念ですわ(´・ω・`) 」

──といった具合だ。

・改革なのか迷走なのか

“古き良きもの ”というもの存在は確実に存在する。昼ドラは、すでに『昼ドラ』という言葉自体で意味を持つほどまでにインパクトが強いものであり、かつ幅広く認知されている貴重な いちカテゴリーだ。『ごきげんよう』もまた然り。

視聴率低迷を打破するための大改革とのことだが、長きにかけて確立された番組のスタイルと、それを楽しんできた視聴者がいるということに、もう少し目を向けたほうが良いのではないかと、個人的には思う。

『いいとも』をはじめ、今回の『昼ドラ』、『ごきげんよう』のような名物番組に取って代わる番組が、近い将来生まれるのだろうか? そうあるべきだが、容易ではないことはたしか。ともあれ昼ドラ枠がなくなってしまうのは非常に惜しい。

参照元:スポニチアネックス
執筆:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.