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誰だって赤ん坊だった頃がある。どんな花だって蕾(つぼみ)だった頃がある。そう、全てのものには原型というものがあるのだ。それはさておき、突然だが、ペットボトルの原型を見たことはあるだろうか? 

筆者はそれを見た瞬間、キュートな姿に胸がキュンとなった。いつもは何気なく目にしているペットボトルでも、生い立ちを知ると愛おしく感じてしまうから不思議である。それでは、そのペットボトルの原型を製造工程と一緒にご紹介しよう。

・ペットボトルの原料とは

ペットボトルはポリエチレンテレフタラートと呼ばれるプラスチックの一種で出来ており、これを略してペット(PET)というのだそう。名前の由来はここからきているというわけだ。

ちなみに、アメリカではペットボトルというと「ペットに水をあげる為のボトル」という意味になってしまうので要注意! 海外では「プラスチックボトル」(Plastic Bottle)というと比較的通じるらしいゾ!!

・ペットボトルの製造工程とは

さて、ペットボトルの製造工程だが、前述した「ペット」というプラスチックを金型に入れて形成し「プリフォーム」という原型を作る。次にこの「プリフォーム」を膨らまして形を整えると、ペットボトルの完成だ。

・ペットボトルの原型の姿とは

今回、筆者が感動したのは、膨らます前の原型「プリフォーム」の姿である。形状を具体的に言うと、フタの部分は特に変わらないのだが……飲料が入っている部分の大きさが、な、なんと大人の親指くらいしかなかったのである!

その時、筆者の目に映ったものは、ただの「プリフォーム」ではなく、とってもキュートな姿の『プリちゃん』というペットボトルの “赤ちゃん” そのものだったのだ!!

さあ、いよいよ本格的に肌寒い季節の到来だ。『プリちゃん』に思いを馳せながら、ペットボトル入りのホットドリンクで、身も心も温めてみてはいかがだろうか。

参照元:Facebook「コカ・コーラ(Coca-Cola)」
Report:K.ナガハシ
Photo:RocketNews24.

▼そして『プリちゃん』が、大人になるとこうなる。
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