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誰が何と言おうと、日本経済の土台を支えているのは、夜のお姉さまたちである。異論は認めない! 絶対に認めない!!

そんな夜のお姉さま方がお客へ送るメール、いわゆる営業メールにありがちなことを、今回は「あるある」という形でお届けしよう。題して、「夜のお姉さまからの営業メールあるある30連発」だ。

【夜のお姉さまからの営業メールあるある30連発】

1. お姉さまからメールアドレスを聞き出したときが、こちらのテンションのピーク。
2. 翌朝、「昨日はありがとうございました」的なメールが来ても、正直なところ、昨夜ほどの感動はない。
3. メールの文面を見ても、相手の顔をうまく思い出せないことさえある。
4. でも一応、「こちらこそ、昨夜はありがとうございました」と返してみる。
5. 一度返信をすると、それ以降メールがバンバン来る。
6. マジでバンバン来る。
7. 申し訳ないと思いながら、面倒くさくて徐々に返信しなくなる。
8. 暇なときに返信してみると、確実に「店に遊びに来てよ」的な展開になる。
9. 「お金ない」とか「面倒くさい」とか思いつつも、悩んでしまうときもある。
10. だが、「店に誘われる → 断る」というプロセスの面倒くささを知ると、さらに返信率が下がる。
11. それでも気にせずにメールを送ってくれると、お姉さまのガチな営業姿勢に対して尊敬の念が芽生え始める。
12. 日本の営業パーソンは、お姉さまたちからもっと学ぶべきだと感じずにはいられない。
13. GW前や盆休み前、正月休み前やバレンタイン、ボーナス時期にメールを送ってくれる確率は特に高い。
14. なかでも金曜日のメール率はヤバい。
15. 意外と月曜日も多い。
16. 金曜は「今日は予定ある?」など “お誘い” のニュアンスを込めた文面なのに対して、月曜は「今日から頑張ろう」といった エールの意味合いを込めたメールがよく来る。
17. 曜日によってこちらの心理を読みつつ、文面を変えてくるマメさ、ハンパない。
18. 季節の変わり目に来るメールの書き出しは、ほぼ「風邪ひいてない?」
19. この時期は「食欲の秋派ですか? それとも読書の秋派ですか?」などの季節を絡めた質問形式のメールもよく来る。
20. メールに季節を絡めるテク、ハンパない。
21. 何なら、お姉さまからのメールで、季節の移り変わりを感じている。
22. 「季節を絡めた書き出し → 最近どうしているの?」という鉄板の構成。
23. または、季節を絡めてからの「この時期に合わせて、私たちは今だけこんなことをやってます〜」というお店のイベント告知パターンもある。
24. 「今だけ」などと時期を限定して心を揺さぶるテク、ハンパない。
25. 「今日店で飲んだ後、アフターで飲み直さない?」という荒技で心を揺さぶるテク、マジでハンパない。
26. 「私、来週いっぱいでお店を辞めることになりました」という変則技で心を揺さぶるテク、マジのマジでハンパない。
27. 「辞めます」宣言以降、メールが来なくなると「本当に店を辞めてしまったんだな」と実感する。
28. ただし、しばらくすると大抵は「お店、復帰しました\(o⌒∇⌒o)/」と来る。
29. もしくは、「新しい店、決まりましたヨロシク(^○^)/」というパターンもある。
30. どちらにせよ、お姉さまの今後の活躍を心の中で祈っている。

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.