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本日2015年10月3日、ラグビー日本代表が運命のサモア戦を迎える。南アフリカ戦での劇的勝利を受け、スコットランド戦で「初めてラグビーをちゃんと見た」という人も多いに違いない。

今大会、チームをけん引しているのが、フルバックの五郎丸歩(ごろうまる あゆむ)選手だ。五郎丸選手の存在を知ったとき「……芸名?」と思った人も多いハズだが、もちろんれっきとした本名である。そこで世にも珍しき『五郎丸姓』について調べてみたぞ!

・いま最も注目の男性

「たくましすぎる肉体」と「優しい顔立ち」のギャップで、いま女性から最も熱い視線を集める、ラグビー日本代表の五郎丸歩選手。PKを蹴る際に、両手を交差させる独特のポーズで精神統一を図る、背番号15のあの選手である。

五郎丸とはなかなか聞き慣れない……どころか聞いたことがない名字だが、果たして『五郎丸姓』の人は日本にどれくらいいるのだろう? また由来はどこからきているのだろう? 今回は「名字由来net」で調べてみることにした。

・調べてみると……

「名字由来net」によると、日本にはおよそ990人の五郎丸姓がいるらしい。多い順に佐藤・鈴木・高橋・田中……と続く名字ランキングでは、第8288位とのことだ。続いて由来についてだが、下記のようになっているぞ。

「現福岡県北部である筑前国那珂郡五郎丸が起源(ルーツ)である。近年、福岡県南部である筑後地域、山口県、広島県に多数みられる。富山県小矢部市、広島県甲奴郡、熊本県山鹿市などに地名がある。石などのゴロゴロしている場所や川、山などの石の多い場所、五郎という人物の居住地、開拓地が由来」(引用)

なるほど、確かに五郎丸選手は福岡市出身だから、納得の答えである。でもまさか、「石がゴロゴロしているから五郎丸説」があるとは考えてもいなかった。五郎丸姓……おそるべし。

・由緒正しい名字だった

何はともあれ、『五郎丸姓』が由緒正しき名字であることは間違いない。1次予選突破をかけた運命のサモア戦は、日本時間22時30分にキックオフだ。がんばれ、五郎丸選手! がんばれラグビー日本代表!!

参照元:名字由来net
執筆:P.K.サンジュン
イラスト:稲葉翔子