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2015年9月24日、過去に100円ショップ『セリア』で販売された「延長コード」に発火・発煙の恐れがあることが公表された。

消費者庁と株式会社セリアは、商品の使用中止を呼びかけると共に、回収対応が始まっている。心あたりがある人は、使っている製品が対象のものでないか今すぐ確認しよう。詳細は以下の通りだ。

・『セリア』の延長コードでスパーク事故

株式会社セリアの発表によると、同社が過去に販売した延長コードについて、破損しスパークする事故が発生したそうだ。発火・発煙の恐れがあるため、同商品の回収が始まっている。

・2010年11月~2013年12月に販売されたものが対象

対象となる商品名は『延長コード』。「1.5m・1口タイプ(白・黒)」「1m・1口タイプ(白)」「20cm・1口タイプ(白)」、そして「1m・3口タイプ(白)」 の5種類だ。2010年11月~2013年12月に販売された約244万個が対象である。

・対象商品の見分け方

セリアで延長コードを買ったことがあっても、いつ買ったか覚えていない人も多いだろう。

同社の発表によると、対象の商品は、上記の商品のうち、刃が飛び出しているプラグの正面部分に「(株)セリア」など、もしくは正面に「FLD-108」、かつ側面に「JET 0796」などと刻印されているものだそうだ。その他の刻印のものは対象外とのこと。

見分け方の詳細図は、セリアと「消費者庁のリコール情報サイト」で公開されている。対象商品を使用している可能性がある場合は、手持ちのプラグと照らし合わせてみることをお勧めする。

・開封済み・レシートなしでも返金とのこと

同商品の回収・返金については、開封済みのもの、レシートがないものも受け付けているそうだ。対象商品を持っている人は、直接店舗に持っていくか、専用フリーダイヤルに連絡しよう。

事故が起きてからでは遅い。心あたりがある人は、今すぐ使用を中止し、対象の製品でないかどうかご確認いただきたい。

参照元: セリア「商品回収のお知らせ(延長コード)」、消費者庁リコール情報サイト、Twitter @caa_shohishacho
執筆:沢井メグ

▼こちらが消費者庁のツイートだ。心あたりがある人は今すぐ確認しよう