スティービーワンダーが助手席で熱唱

突然だが、筆者はその動画を見た瞬間に身体に電流が走った。な、なんだこれは!? ドライブ中の助手席であの『スティービー・ワンダー』が熱唱しているではないか!? うむむむむ……うらやましい、運転手がうらやまし過ぎるぞーーー!! 

……と、筆者の体にプラズマを直撃させた「助手席で熱唱するスティービー・ワンダーの動画」が今、世界中で話題となっている。その証拠に公開されてからたったの1週間で、再生回数約670万回オーバーというから驚きだ。

・神レベルのレジェンドミュージシャン

『スティービー・ワンダー』を知らない人のために簡単に説明すると、彼は目の見えない ”盲目” のアーティストでありながら、ドラム・キーボーボード・ハーモニカ等の様々な楽器を完璧に使いこなし、歴史に残る名曲を多く輩出しているシンガーソングライターである。

彼が現代音楽に与えている影響は計り知れず、ポップスやロックのミュージシャンから、ラッパーやDJまで、ジャンルに関係なく彼を敬愛するアーティストは多い。要するに、神レベルのレジェンドミュージシャン、それが『スティービー・ワンダー』なのである。

・すぐ隣にスティービー・ワンダー

今回ご紹介する動画は、イギリス出身のジェームス・コーデンが司会を務める、米CBSの大人気バラエティ番組「ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン」のゲストとしてスティービー・ワンダーが出演した時のものだ。

まず車内で緊張……どころかスーパー緊張した姿の、司会者ジェームスが映る。そしてカメラが切り替わると……隣の席には ”音楽界のレジェンド” スティービー・ワンダーの姿が!! 現実的に考えると、まずあり得ないシチュエーションである。

・感動のあまりに運転手が半泣き

ドライブは代表曲「Superstition」から始まり、動画の4分あたりでスティービーが、ジェームズの奥様と電話で会話をする。そして奥さんへ向けて名曲「 Just Called To Say I Love You」を歌った途端、感動してジェームズが半泣きに……。

わかる、わかるぜー、ジェームズ。むしろ、半泣き程度で済んでいるのが奇跡だ。俺がお前の立場だったら号泣すること間違いなしだぜ! あぁ、お願いだ、どうか俺の隣でも歌っておくれ、スティーービーーーー!! 

この凄さをもし日本の有名人で例えるなら、「野球少年がイチロー選手とキャッチボールするようなもの」、もしくは「鳥山明先生が自分をモデルにしたキャラを考えてくれるようなもの」、とでも言えようか……。とにかく、スティービーの音楽に馴染みのある人にとっては、これはもう涙ものなのだ。

今回のように、神レベルのレジェンドミュージシャンが助手席で熱唱する姿なんて、滅多に見られるものではない。あなたもこの動画でドライブに同席したつもりになって、スティービーの優しく力強い歌声と、ラブ&ピースな人柄に癒されてみてはいかがだろうか。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼ドライブ中の助手席でスティービーワンダーが熱唱だ!!