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2015年上半期、危険ドラッグによる事件や事故が相次いだ。これを受けて規制強化が進み、各県で注意を呼びかける取り組みが進んでいる。なかでも神奈川県は、非常にインパクトのある啓発動画を公開し、話題になっている。

神奈川県保健福祉局が5月に公開した動画は、危険ドラッグに潜む危険性をわかり易く伝えているのだ。一度見たら忘れることができないほど強烈なインパクトがあり、ある意味「トラウマ級」といっても過言ではないほど、衝撃的なものだ。

・わずか30秒の動画

「危険ドラッグの恐怖」と題されたこの動画は、わずか30秒しかない。しかしそのたった30秒で、危険ドラッグに手を出してしまったら、どんな結末を迎えることになるのかを、わかり易く表現している。

・凄まじいタッチで表現

動画の冒頭で、お香やハーブ、バスソルトと偽って販売されているケースを紹介したうえで、これらに手を出すと健康被害や、自分自身のコントロールを失うことさえあると訴えている。そのアニメーションがこのうえないほどに禍々(まがまが)しい。人格が崩壊してしまう危険を、凄まじいタッチで表現しているのだ。

この動画を通して、少しでも多くの人に危険ドラッグの危険性が伝わり、これらの危険薬物が撲滅することを願うばかりである。

参照元:YouTube、神奈川県「危険ドラッグについて」
執筆:佐藤英典