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以前にも、アフリカで殺したキリンの横に寝そべり、笑顔で記念撮影した女性についてのニュースをお伝えしたことがある。娯楽や個人的な利益のために、希少動物を狩るハンターがいまだに存在することが残念だが、またしても居たたまれない出来事が起きてしまった。

アフリカで有名なライオン ‟セシル” が、狩猟を趣味とするアメリカ人に殺された。しかも、その人物は、ライオンを狩るために680万円もの報酬を支払っていたというのだ!

・アフリカで有名なライオンが無残な姿で殺される!!

アフリカのジンバブエ共和国に所在するワンゲ国立公園で、人気を博していた ‟セシル” という名の13歳のライオンが、無残な姿で発見された。セシルはライフル銃で射殺され、皮を剥がされた挙句に頭を切り落とされていたのだ。問題のハンターは、ライオンを仕留めるために餌で国立公園からおびき出し、まずは矢で撃ち、その後にライフルで撃ったものと見られている。

・狩りの報酬に680万円も支払った歯科医

当初、ジンバブエの野生生物管理当局は、スペインからのハンターがセシルを狩ったものと見ていたが、後に米ミネソタ州ブルーミントン出身の歯科医ウォルター・パルマー氏であると発表。

パルマー氏は、自分が仕留めたライオンがセシルだったかもしれないと認めているものの、狩猟許可を得てプロのガイドを雇っていたと主張。彼は、現地ガイド兼ハンターに5万5000ドル(約680万円)もの報酬を払っていたというのだ。

・頭部の切断は証拠隠滅のため!?

セシルは、英オックスフォード大学の研究チームによりGPS首輪を付けられ、研究調査の対象となっていた。セシルの首が切断されていたのは、GPSに気付いたパーマー氏らが証拠隠滅のために、皮を剥いで頭部を切り落としたのではないかと疑いが持たれている。

パーマー氏は、セシルを殺してしまったことを後悔していると語り、ジンバブエ当局から要請があれば、捜査に協力する姿勢を示しているそうだ。

アフリカライオンは ‟絶滅の恐れがある種” に指定されており、こういった希少動物達が、人間の娯楽や趣味のせいで命を奪われてしまうとは、本当に胸が痛んでならない。少しでも状況が改善されるよう、当局や保護区が、全力を上げて問題解決に取り組んでくれることを願うばかりだ。

参照元:YouTubeMashableThe TelegraphBusiness Insider(英語)
執筆:Nekolas

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