エド・ゲインに城戸熊太郎、ジョン・ゲイシー、ペドロ・アロンソ・ロペス……など、古今東西に存在する殺人鬼。世にその名を轟かせては、多くの人を恐怖に陥れた。

しかし彼らも人の子。大人になって突然 “凶悪” になったわけではなく、生きてきた環境で彼らの何かが歪められたり、増長したりしたのではないか? 相通ずる背景があるのではないか……? ということで今回は、ある有名学者が発表した「凶悪殺人鬼に見られる14の共通点」をご紹介したい。

・「殺人鬼の14の共通点」

アメリカの有名心理学者、精神科医フィル・マグロウ博士。冷血とされる “凶悪殺人鬼” だって、突然悪に目覚めたわけではなく、過去に何かがあったはずだと主張し、その傾向と共通点をまとめたのだった。ということで、以下「14の共通点」を見てみよう。

その1: “凶悪犯罪者” の9割は男性
その2:知性が高い傾向にある。IQ 110~119の「普通の上 (Bright Normal)」に属することが多い。
その3:学校生活になじめず、仕事も長続きせず、単純労働についていることが多い。
その4:不安定な家庭環境に育った。
その5:子どもの頃、父親に捨てられ、支配的な母親に育てられたりした。
その6:身内に、犯罪歴や精神疾患のある者、アルコール中毒患者などがいる。
その7:両親を憎んでいる。
その8:子供のころに家族から、精神的、身体的、性的に虐待されていたことが多い。
その9:児童施設に入っていたことがあり、幼少期から精神的な問題があったとの記録が残っている場合もある。
その10:自殺未遂率が高い。
その11:子供のころから、のぞき見、なんらかのフェチ、サドマゾな性的指向を持っている。
その12: “凶悪犯罪者” の6割以上が、12才になってもオネショをしていた。
その13:放火に魅了されていた者が多い。
その14:小動物などに対する残虐行為を行う傾向にあった。

―以上である。

もちろん “この項目にあてはまる = 凶悪殺人鬼” とはならないが、幼い頃の体験などが、後に起こる殺人に全く影響を与えないとは考えがたい。

人は様々なコトが積み上がって生きている。殺人鬼はひとりでに生まれてくるのではなく、両親、家族だけでなく、世の中全ての人間によって作り上げられている……と言えるのかもしれない。

参照元:Dr.PhilYouTube (英語)公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
執筆:小千谷サチ