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食べる物にも困らず、学校に行くことが当たり前になっている先進国で生活していると、時に自分がどれだけ恵まれているか忘れてしまうことがある。だが、世界には満足に学校も行けず、家には勉強する明かりさえない子供達も存在するのだ。

だが、そんな苦境にもめげずに通りに台を持ち出して、店の明かりのもとで勉強する男の子の姿がネットを駆け巡っている。この写真を見たら少年のハングリー精神に、それぞれ何か考えさせれるのではないだろうか?

・マニラの通りで勉強する少年の姿に涙!

フィリピンのマンダウエに住む医学生のジョイス・トレフランカさんが、マニラを訪れて夜道を歩いていた時のこと。地元のマクドナルドからこぼれてくる明かりを頼りに、通りに台を持ち出して勉強する少年の姿を目にしたのだ。

ノートを台に載せて地面に膝をつきながら宿題をしていたのは、9歳のダニエル・キャブレラ君。その様子を写した写真だけでも胸を打つものがあるが、彼の生い立ちを知れば、心臓をわしづかみにされそうな気持になってしまうに違いない。

・少年の不幸な生い立ちに、さらに胸を打たれる……

5年前、自宅の火事で父親を亡くしたダニエル君は家を追われ、母親のクリスティーナさんと物乞いをする生活を送らざるを得なくなってしまう。その後、マクドナルドの仕事に就いた母親は、三人の子供達と一緒に店に住んでいるのだという。

寝泊りする場所は確保できたものの、クリスティーナさんの1日の収入はたった1ドル77セント(約220円)。ところが、そんな過酷な状況に屈するどころか、少年は宿題をサボることなく勉強に励んでいるのだ。

・ダニエル君がネットで話題となり、助けの手が差し伸べられる!

ダニエル君の苦境を知ったジョイスさんは、「私も同じ学生として、もっと勉学に努めようと励まされました。私は両親が学校に行かせてくれて、本当に恵まれています」と語っている。

そして、ジョイスさんがFacebookに投稿したダニエル君の写真がネットで大きな話題となり、マニラの議員が助けの手を差し伸べることに!! ダニエル君は学校の奨学金を貰えることになり、地元警察が家族に寄付金と食料を贈呈したそうだ。

我々が当たり前に思っていることも、他の国では苦労しても手に入らない場合がある。なので、そういった事実に心を向けながら、感謝の気持ちを忘れずに日々を送りたいものだ。

参照元:Facebook @Joyce Gilos TorrefrancaMetrobusinessinsider(英語)
執筆:Nekolas

▼マクドナルドの明かりを頼りに、通りで勉強するダニエル君の写真

▼ネットで話題となり、次々と少年に助けの手が差し伸べられることに!!