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美味しいカレーを求めていろいろなお店を訪ねるカレー探求。今回はその番外編として、レトルトカレーを紹介したいと思う。しかしただのレトルトと侮るなかれ!

・テングのカレーだと!?

紹介するカレーは、日本でトップのビーフジャーキーブランド「テング」のレトルトカレーなのだ。おいおい、これが旨くない訳がないだろ。実際に食べてみると……、やっぱりウメェエエッ! めっちゃウメェ! 超ウメェ!! 思わずマジで天を仰いでしまった

・日本での販売から30年以上

テングは1983年に日本での販売が開始された、アメリカのブランドである。創業者は日系アメリカ人で、味の決め手にしょう油を用いることで、ほかではマネのできないオリジナルの美味しさを確立したそうだ。

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・友人はポケットに入れていた

ジャーキーといえば、私(佐藤)は古い友人のことを思い出してしまう。20代前半の頃、バイク乗りの友達がいた。あいにく私は中型免許を持っていなかったので、そのバイク仲間に加わることができなかったのだが、その友達はポケットにいつもジャーキーを入れていた。むき出しのジャーキーをポケットに、である。カウボーイに憧れてマネしていたそうなのだが、彼がいつも生臭かった記憶がある。

・芳しい肉の香り

話を戻そう。とにかく「ジャーキー = テング」といっても過言ではない。そのテングがカレーを手がけていたとは、まったく知らなかった。カレーには細かく砕いたジャーキーがしっかりと入っている。湯煎してレトルトの封を開けると、芳しい肉の香りが漂っている。あれだ、あのジャーキーのしょう油臭だ。満腹でも腹が減る匂いだ。

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・肉を食うよりも肉々しい

そして実際に食べてみると、ルーが肉の旨味で満ち満ちている。クーッ! あふれ返るような肉々しさが口いっぱいッ!! もしかして、肉そのものを食っているよりも、はるかに肉を食っている感触なのかもしれない。そしてジャーキーが本来まとっている、スモーキーなフレーバーとしょう油の匂いが鼻を抜けていく。

・考えた人天才!

テングのジャーキーをカレーにしよう! 最初にそう考えた人は天才ではないだろうか。肉々しさあふれるカレーを食いたいという人は、この商品を試してみると良いだろう。もしくはテングのジャーキーでカレーを作ってみることを、激しくオススメする。マジでウマいッ!!

参照元:鈴商
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼カレーには細かく砕かれたジャーキーがしっかりと入っている
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▼ウメェエエエ! マジで天を仰いでしまった
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