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暑くなってきた今日この頃。梅雨を越せば、そこに広がるのは夏! フェスに花火、海、昼寝、かき氷、虫取り……などなど、夏は大人も子供も楽しめる行事に事欠かない。

しかし、子供が夏休み中にやらなければならないのが……宿題だ。筆者の子供の頃は、「夏休みの友」というドリルや習字、自由研究、朝顔の観察などが一般的だったが、現在、ある「夏休みの宿題」が素晴らしすぎると話題を集めている。一体どんな内容なのだろうか?

・イタリアの先生が出した「夏休みの宿題」とは?

今回、「素晴らしい夏休みの宿題」を生徒に課したのは、イタリア人中学教師チェーザレ・カタさん。日本と違って6月から夏休みに入るイタリアでも、どうやら夏休みの宿題は存在するようだ。

そしてカタ先生が生徒たちに出したのは、「夏休みにやるべき15の課題」。しかし計算ドリルや読書感想文とは、全く違った形をとった宿題なのだ! 以下が、その15の課題である。

その1:時々でいいので、朝の海辺を一人っきりで散歩しよう。水面にうつる太陽の光を見たり、君が一番好きなものについて思いを巡らせたり、幸せな気持ちを味わおう。

その2:今年、君が習得した “新しい言葉” を全て使ってみよう。よりたくさんの言葉を覚えれば、より広く深く考えることが出来る。より考えることが出来るようになれば、君はもっと自由な気分を味わえる。

その3:本を読もう。出来るだけたくさん。これは義務ではないけれど、君の冒険心や夢を呼び起こすためにね。本を読めば、空を飛ぶ鳥の気持ち良さが分かるはず。読書は、一番良い反抗の方法だ。

その4:ネガティブで空虚な気分にさせる場面や人物とは、距離を置こう。ワクワクする出来事や、そのままの君の良さを認めて、理解してくれる友人を探そう。

その5:もしも悲しかったり、怖かったりしても、心配しないでほしい。あらゆる素晴らしいことと同様に、夏には君の魂をなだめてくれる力がある。自分の気持ちを、日記に書き留めてみよう。

その6:恥ずかしがらずに、踊ろう。近所の路上でも、自分の部屋でもいい。夏はダンスだ。その一部にならないなんて、もったいない。

その7:一度でいいから、日の出を見よう。静かに立って、ただ呼吸するんだ。目を閉じて、感謝の気持ちを抱こう。

その8:たくさん運動しよう。

その9:誰かと仲良くなったら、感謝の気持ちを表現してみよう。もし同じ気持ちが返ってこないなら、あなたの人生には関わりのない人だったということ。もし感謝の気持ちが返ってきたら、今年の夏を一緒に楽しもう。

その10:学校で習ったことを思い出してみよう。ノートを見返してみよう。

その11:太陽のように幸せに、海のように “ありのまま” でいること。

その12:汚い言葉は口にしない。いつも礼儀正しく、穏やかでいよう。

その13:映画の感動作を見よう。英語の字幕付きだとさらに良い。語学力がアップするし、夢も近づくからね。でも映画を映画のままで終わらせてはいけない。君の夏の日々に生かすんだ。

その14: 昼に夜に、自分の将来について夢想してみよう。夏の間に、自分の夢を諦めない強さを目覚めさせ、目標実現のためにできることを全てやろう。

その15:良い人間でいよう。

──以上である。なんだか自分でもやってみたくなる、この『夏休みの宿題』。「暑い〜」と憂うつな気分になりがちな夏だが、この宿題があれば楽しんで乗り越えることが出来そうだ!

参照元:abc NEWS(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24

▼コレが実際の「宿題」だ