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何語であっても、外国語を習得するのって難しい。覚えて → 実際に使ってみて → 間違って……という行程を繰り返して、人は言葉を覚えていくのだ。誰だって間違えるのが外国語である。

ということで今回は、ロケットニュース24の英語版で “日本語を勉強する外国人” が激白した「 恥ずかしかった日本語にまつわる失敗談」15選をお伝えしたい。

その1:母音を伸ばす単語

日本語の発音で、母音を伸ばす単語って結構やっかい。以前、「 “風鈴” (ふうりん) が大好き」と言おうとして、「 “不倫” (ふりん)が大好き」と言ってしまったことがあるの……。

その2:たった1文字で

僕は、日本の学校で英語を教えている。同僚に “ハガ” という名字の教師がいるんだけど、彼の頭頂部はとても薄い。でも彼はバーコードヘアにしてその部分を隠しているんだ。ある日、生徒たちが彼のことを “ハゲ先生” と呼んでいるのを聞いて、彼の本名が “ハゲ” だと思ってしまったんだ。

だって “ハガ” と “ハゲ” って似ているからね。しかも当時の僕は、漢字が読めなかった。それで僕は、彼のことを “ハゲ先生” と面と向かって呼んでしまったんだ。もちろん彼はとても怒った様子だったよ。たった1文字でここまで違ってくるだなんて……。

その3:席を譲るときに

電車のなかで、お年寄りに席を譲ったときのこと。「どうぞ座って(すわって)ください」と言うかわりに、「どうぞ触って(さわって)ください」と言ってしまった……。“すわって” と “さわって” 、似ているわよね。

その4:エレベーターの中で

職場のエレベーターでのこと。一緒にのってきた男性に、日本語で「何階ですか?」と聞くつもりが「何才ですか?」と聞いてしまった。

その5:運行中は危険です

京都に引っ越してきたばかりの頃、バスの中で耳にしたアナウンスにビックリしたことがある。「運行中の移動は危険ですので、おやめください」というアナウンスで、“運行中” を “ウンコ中” と聞き間違えちゃったの。

その6:本日は……

「本日」を「木曜日」と読み間違えて、デートをすっぽかしてしまったことがあるよ。相手をとっても怒らせちゃった。

その7:僕の好きなモノ

日本で働き始めたとき、職場で歓迎会を催してくれたんだ。僕はとっても酔っぱらった後、新しい同僚たちの前で自己紹介をすることになった。「僕の出身はオーストラリア」ですという所を、「オーストリアです」と違う国と間違えてしまったのはまだいい。

その後、「好きなモノは、映画と寿司と “チカン” です」と言ってしまったんだ。本当は、“チキン” って言いたかったのに……。この2つの言葉は、似すぎだよ!!

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その8:「そう」を付けるだけで全く違う意味に

中学校で英語の先生をしていたとき、生徒たちから手作りのバースデーケーキを受け取った。バースデーカードもとっても可愛くて、生徒たちが一生懸命カードとケーキを作ってくれたか一目で分かった。

私は、「可愛い」+「そう」=「とっても可愛い」という意味になるかと思って、「カワイソウね」と言ったの。でも生徒たちはとても混乱している様子だった。その後、私は「かわいそう」の意味を知って、自分の間違いに気がついた。

その9:ニンジン

「人間」と「ニンジン」を言い間違えてしまったことがあるわ。生徒たちの前で「どこの国で生まれようと、全ての “ニンジン” はみな同じなのよ」と。

その10:君ってコワいね?

日本語初心者だったころ、「君って、カワイイね」と言うとき、全て「君って、コワいね」と言っていた。きっと日本語を勉強している人なら、誰だってこの間違えはしていると思うよ。

その11:ベッドの中で

日本に住み始めて、日本人の彼女ができた。僕たちはお互いの言葉を上手く話せなかったけど、とても仲良かったんだ。そして初めて彼女とベッドインした夜、僕はとても混乱することになる。

なぜなら彼女がベッドの中で繰り返した「気持ちいい」という言葉が、僕の耳には「キムチ」と聞こえちゃったんだ。当時の僕は、「気持ちいい」という言葉自体を知らなかったからね。なんで彼女がこんな状況で「キムチ」を連呼するのか分からずに、ちょっとナエてしまったよ。

その12:「いっぱい」と言いたかったのに

これまでに、「いっぱい」と言おうとして、「おっ〇い」という言葉が口から出たことが何度もある。恥ずかしいわ。

その13:会計時に

「お勘定(かんじょう)お願いします」と言っていたつもりが、どうやら「おカンチョウお願いします」と言っていたみたい。昔は、「カンチョウ」ってどういう意味か、知らなかったんだよ!

その14:寝てたら○○してね

電車の中で、「寝てたら、起こして(おこして)ね」友人に頼むつもりが、「寝てたら、犯して(おかして)ね」と言ってしまったことがある。

その15:ちゃんこ鍋

「チャンコ鍋を食べてみたい」というのを、「 “チ〇コ鍋” を食べてみたい」と言ってしまった男性を私は知っている。

参照元:RocketNews24 English(英語)
執筆:小千谷サチ
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